ひまわり探偵局

著者 :
  • 文芸社
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本棚登録 : 52
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286017655

感想・レビュー・書評

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  • 思わず噴き出してしまったり、自然と口角があがってしまったり(笑)マニアックなネタがふんだんでした?
    すごく読みやすかったです。
    そして、ほっこりする?こんなとこで働いてみたいなあ??
    先生の焼いたお菓子を食べてみたい??

  • 080825読了

  • 「なんか丸い」が第一印象の、まるでムーミンパパのような探偵『陽向万象』と、自称 おしかけ助手 の「さんきちくん」こと『三吉菊野』。

    『ひまわり探偵局』にもたらされる難解な(?)謎を、見かけは冴えないおじさん探偵が、豊富な知識と抜群の洞察力で見事に解きほぐす。



    謎解きは謎解きなんだけど、言葉遊びの謎だらけ。しかも謎の連鎖というか次々と繋がってて、しかもそれが本の題名だったり、詩だったりに引っ掛けてあるから、謎を解かれてもなんだか分からない。いや、知ってる人は分かるんだろうけど・・・だから、謎が解けても、「おお、なるほど{/ee_3/}」(ポン)てな感じにはならなくて、いまいち消化不良。

    でしたが、人情ものとしてはなかなかいけます。亡くなった友人との思い出探しや、少年の淡い恋心など、後半は きゅんとくるお話しがgoodでした。

    「どうしてもうつむきたいときはあります。そんなとき、無理に顔を上げる必要はないんですよ。空は、いつでもそこで待っていてくれます。それに、うつむいてるときにしか見つけられない大切なものだって、きっとあるはずですよ」

    ちょっと落ち込んでるときには効きます。

  • タイトルと表紙に惹かれた本。
    読んでみたら、想像以上に面白かった!

  • 最初、この小説の主人公は男の人なんだと思った・・・。
    読んだあとは、心がほんわかしてよかった。
    依頼者は、本当にどこで陽向さんのことを聞きつけてくるんだろう。

  • 探偵物としては見れないかも知れないけど
    すごいほのぼの感が、とってもよかった
     
    あとジャンプネタとかも多々あったりして
    こういう場所で働いてみたいです

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著者プロフィール

1964 年生まれ。栃木県出身。神奈川県在住。早稲田大学第二文学部卒業。著書に『さよならゲーム』上・下『わだつみの森』『ひまわり探偵局』『ヨウム室においでよ !』(すべて文芸社)がある。

「2013年 『六月のイカロス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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