和泉式部集全釈 続集篇

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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305705969

作品紹介・あらすじ

和泉式部が呼びかけてくる―。
昭和34年東宝書房刊『和泉式部集全釈』から53年。
全面加筆改稿した『和泉式部集全釈 正集篇』の完成にあわせ、
昭和52年刊の『続集篇』も新装版として刊行します。

※本書は昭和52年笠間書院刊『和泉式部集全釈 続集篇』の新装版である。

「注釈」という文化事業の可能性を極限まで探究した奇蹟の大著
―島内景二
何よりもすばらしいのは通釈の文章です
―岩佐美代子

【本書の特色】
○榊原本を底本とし、和泉式部集続集の647首全歌にわたって(重出歌含む)、注釈をほどこした。通釈・語釈・余説の三項目によって構成される。
○通釈は、はっきりとした語学的解釈を踏まえたうえで、著者(小松)独特の語り口による、作者の気持ちがだれにもわかるような情味あふれる文章。
○語釈・余説では、他の歌・漢詩文等にあらわれている豊富な用例と影響関係を紹介し、和泉式部の生活や当時の風習、男女の世界観についても論じた。
○校異は、底本の本文を改めた場合、並びに何か問題がある場合のみ加えた。
○本書「続集篇」は、前身である東宝書房版『和泉式部集全釈』が昭和34年に刊行されて後の研究成果を反映している。

著者プロフィール

大正11(1922)年、 東京市小石川区(現東京都文京区)で生まれる。昭和23(1948)年、東京文理科大学文学部文学科国語学国文学専攻卒業。元跡見学園短期大学教授。著書に、『校註伊勢集』(昭和27年・共著)、『和泉式部集全釈』(昭和34年・共著)、『寝覚物語全釈』(昭和35年・共著)(昭和47年)、『和泉式部日記全訳注』(講談社学術文庫)(昭和55〜60年)、『和泉式部の研究 日記・家集を中心に』(笠間書院)(平成7年)等。

「2012年 『和泉式部集全釈 続集篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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