おもろさうし (コレクション日本歌人選 56)

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  • 笠間書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305706560

作品紹介・あらすじ

うたの森に、ようこそ。
柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の、おもろさうしです。

琉球王府が編纂した『おもろさうし』の歌謡は
和歌の音律とは異なる独特なもので、
国王を霊的に守護しようとする、
古琉球の精神世界が謡われている。

おもろさうし
『おもろさうし』は、17世紀の初頭に琉球王府が編纂した宮廷歌謡集、儀礼歌集である。その歌謡(オモロ)は古琉球期の16世紀を中心とした時代に盛んにつくられ謡われていた。八音(はちおん)に傾(かたむ)く音律は、日本の歌謡世界、和歌世界の音律とは異なる独特なもので、もうひとつの「日本文学」をかたちづくる。『おもろさうし』には、国王や領主、外洋に船出する船人をオナリ神(神女(しんにょ))の霊的力によって守ろうとする古琉球の精神世界が謡われている。

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著者プロフィール

1954年生まれ。立正大学文学部教授。専門は琉球文学・琉球文化史。
著書・編著に『『おもろさうし』と琉球文学』(笠間書院、2010年)、『琉球文学の歴史叙述』(勉誠出版、2015年)、『おもろさうし研究(立正大学文学部学術叢書3)』(角川文化振興財団、2017年)、『琉球船漂着者の「聞書」世界 『大島筆記』翻刻と研究(叢書・沖縄を知る)』(勉誠出版、2020年)、『おもろさうし選詳解』(文学通信、2023年)など。

「2024年 『琉球文学の展望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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