- Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
- / ISBN・EAN: 9784305707727
作品紹介・あらすじ
読む楽しさを伝える、古典と歴史の読書案内。
今や、抱腹絶倒の書評家として名をはせる著者の真骨頂!
読売新聞掲載の書評をまとめ、
古典教師のホンネを綴ったおもしろうてやがて悲しきエッセイも収録。
書物と対話し、生への思索を深めてきた思考の軌跡がここに。
読売新聞紙上で話題の書評を一冊にまとめました。
生きるためには古典なんかいらない?
しかし、如何に生きるかと考えはじめたとたんに古典が必要になってくる!
【「いかに生きるか」という命題となると、自分で考えるしかない。経験に学ぶ、人に聞くという方法もあるが、そういう知恵にあたるものを考える場合、古典なくしては不可能だと考えるのが、私の立場である。いや、古典など読まなくても、多くの教訓本や人生本があるからよい、という人もいるかもしれない。しかし、そういう教訓本、人生本も、古典から学んだ知恵に、その源泉があるのだ。】……「はじめに」より
感想・レビュー・書評
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また読みたい本が増えたなぁ。人生は短い、落ち込んでいる暇はない!!
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古典がなぜ大事かってアピールするのはたしかに難しい。でも、古典を学ばないと教養が薄く、人間として薄っぺらになる気がする。
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自然科学であれ尋問科学であれ、科学を標ぼうすれば実証の義務が生じる。しかs、研究は情熱とロマンだ。
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タイトルに惹かれて読んだが、書評が主。
個人的に同じように、古典なんていらない、と面と向かって言われたことがある。
いまだ返す言葉が見つかっていない身としては、古典不要論へのきちんとした形での反撃がなかったのがとても心残り。 -
141頁:矢を射っている。
ルビはないが,「はなっている」と読むのだとおもう。