- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784306052369
作品紹介・あらすじ
16世紀以降こんにちに至る500年間の、欧米の主要な都市デザイン事例を、豊富な図版と平易な文章による解説で概観。専門家のみならず都市デザインに興味をもつ実務者・学生の教養書・入門書として好適の1冊。
感想・レビュー・書評
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世界の都市計画思想の潮流をまとめた教科書。最低限の重要な概念が出てくるので最初の一冊にもよいが、その割にはそれぞれの概念に係る記述がやや詳しすぎる側面は否めない。
とはいえ、それぞれの思想の思惑や、それらがいずれも課題を抱えていたことの説明はクリア。野望と誤算、というサブタイトルが適切。 -
2010年度都市計画概論レポート課題図書。
500年にわたる都市の研究・実践の歴史について「モニュメンタルな都市」「田園都市と田園郊外」「近代都市」「メガストラクチュア」という四つの切り口から検討していく。
時代それぞれにどのような社会的要請があってそのような都市デザインの方向性が決まっていったのかがわかりやすく纏められており、試行錯誤の過程をまさに流れとして感じることができる。
都市デザインを学ぶ下地としては十分な情報量があると思うが、中国圏やイスラム圏など東洋での都市デザインについてはほとんど記述がないのでべつに補う必要がある。
都市デザインはどの時代においても大局的な見方・鳥瞰の視線で検討・立案されてきているが、基本となるのはそこで生活する人々のグラウンドレベルでの視線だろう。近代以降ビルディングの高層化が進み視線の乖離が進行しているが、改めて「部分でも全体でも快適な」空間作りを進めていかなければならない。 -
大学のレポートを書くために購入した本。
結局は同時に買ったもう一冊で書いたため、この本は未読のままだった。
引っ越しの荷物から出てきたので、改めて読んでみる。
だが、やはり専門分野でないこともあってか、おもしろくなかった。
持っていてもおそらく読まないだろうから、今度売ることにする。 -
内容(「BOOK」データベースより)
16世紀以降こんにちに至る500年間の、欧米の主要な都市デザイン事例を、豊富な図版と平易な文章による解説で概観。専門家のみならず都市デザインに興味をもつ実務者・学生の教養書・入門書として好適の1冊。
内容(「MARC」データベースより)
16世紀から今日に至る500年間の都市デザインのコンセプトやその意図と、その実現を阻む社会・経済・政治上の環境との相互作用をテーマとし、主要な都市デザイン事例を、豊富な図版と平易な文章で解説。〈ソフトカバー〉
目次
第1章 産業化以前の伝統的な都市デザイン
第2章 モニュメンタルな都市
第3章 田園都市と田園郊外
第4章 近代都市
第5章 メガストラクチュア―ひとつのビルディングとしての都市
第6章 捉えどころのない都市の時代