まちづくりの科学

著者 :
制作 : 佐藤 滋 
  • 鹿島出版会
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784306072220

作品紹介・あらすじ

本書ではおもに1970年代以降のまちづくりの実践と理論を整理し、これまでのまちづくりの思想が何をめざし、どのような方法論を獲得してきたのか、そして次の時代のまちづくりがどのように展望できるのかを考えている。

感想・レビュー・書評

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  • 目次
    序章 まちづくりとは
    第1章 まちづくりがめざしたもの(住環境の改善をめざしたまちづくり
    防災まちづくり ほか)
    第2章 まちづくりが実現する世界(生活像とまちづくり
    まちづくりとライフスタイル―都心定住・都心居住像 ほか)
    第3章 まちづくりのテクニック(目標空間イメージの共有と合意
    まちの文脈を解読する ほか)
    第4章 まちづくりの展望(阪神・淡路復興まちづくりから
    コミュニティ・ベースト・ハウジングの台頭とその意味 ほか)
    終章 まちづくりが望む世界

  • めっちゃ長い。
    それぞれ様々な角度から見たまちづくりについて
    論評していた。かなり勉強になった。

  • 「まちづくり」の総論と、各専門分野の著者が一編読みきりで記述している。

    中でもマスタープランと住民参加の内容が多く、
    特に住民参加の「参加」の部分に着目し、
    まちづくり協議会の解説やワークショップの各段階の役割などの記述が目立った。

    まちの文脈(コンテクスト)解読の記事は教科書にも載っていない、東京都などが文脈解読を促進させるよう促していたとは、初耳であった。

    建築・都市計画を学ぶものはぜひ。

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著者プロフィール

1971年兵庫県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。博士(工学)。東京都立大学都市環境学部都市政策科学科教授。専門は都市計画・まちづくり。主な著書に『都市をたたむ』(花伝社、2015)、『平成都市計画史』(花伝社、2021)『都市の問診』(鹿島出版会、2022)がある。

「2022年 『シティ・カスタマイズ 自分仕様にまちを変えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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