いちご同盟

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 117
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309006000

作品紹介・あらすじ

甘やかにも毀れやすい15歳の季節-。いちご世代の恋と友情をリリカルに描いた純・愛・小・説。

感想・レビュー・書評

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  • 漫画に影響されて読みました。
    入院している女の子、幼馴染の野球少年と自殺を考えるピアニストの少年の三角関係。
    ちょっと昔な感じがします。

  • なんでこのタイトル「いちご同盟なの?」と、読めば読むほど謎でしたが、
    15(歳)同盟でした(笑)

  • 若くして自死した作家や同年代の子どもの自死に共感してしまう主人公の危うさに”どきっ”としました。
    しかしピアノの旋律と共に,多感で繊細な少年が成長していく姿に感動しました。

  • 文庫にしていつも持ち歩きたい物語だ。去年読んでいたら人生変わっていたかもしれない。心に染みこむ本。

  • 中学生の時読んだものの再読。

    あんまし楽しめなかった…若干主人公が碇シンジ君みたいだなぁ
    なんてオタクっぽいことを思ってしまった。

  • もう1回読んでみた。

  • 最近本を全然読んでないな〜と思い、古本屋へ。友達が進めていたので手に取ってみた。中学三年の、良一、徹也、直美の三人の命をめぐる話。命の重さ。主人公は、自分の進路、ピアノ、恋・・・さまざまなことで悩んでいる。自分の命でさえも。小学五年生で自殺した少年のことば『むりをして生きていても どうせみんな 死んでしまうんだ ばかやろう』の言葉に翻弄される。生きる希望を失うしかできない少女。希望を捨てようとする少年。自分は何のために生きているのか・・・その問題は自分の生涯をかけて解決する問題なのではないか?

  • すごく、すごく泣いた。
    学生のうちに読んでよかった。

  • 「亡き王女のパヴァーヌ」が聞きたくなった。

  • できれば15歳の時に読みたかった。

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著者プロフィール

(みた・まさひろ)小説家、武蔵野大学名誉教授。1948年生まれ。1977年、「僕って何」で芥川賞受賞。主な作品に、『いちご同盟』、『釈迦と維摩 小説維摩経』『桓武天皇 平安の覇王』、『空海』、『日蓮』、『[新釈]罪と罰 スヴィドリガイロフの死』、『[新釈]白痴 書かれざる物語』、『[新釈]悪霊 神の姿をした人』、『親鸞』、『尼将軍』、『天海』などがある。日本文藝家協会副理事長、日本文藝著作権センター事務局長も務める。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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