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- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309010892
感想・レビュー・書評
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本編は宮沢賢治を題材にしたファンタジー小説。
その実態は「<賢治の星>の正体を科学的に解明して、その結果をフィクション仕立てでみなさんに楽しんでもらおう、という趣向なのです。」(P215)
なので、著者の肩書きは「科学者」です。宮沢賢治の研究に没頭している。という但し書きはつきますが。
そのため、ファンタジーですが、科学的裏付けもあり、物語だけど、賢治研究の本でもあるのです。
ぜひ機会があれば一読していただきたいオススメの本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宮沢賢治が複数の作品で扱っている小さな星、それを特定するまでの試み・・・と書くと学術的に思われますが違います!
本編は、その星に行き着くまでの仮説や検証をそのまま物語にしたファンタジーです。
既に絶版となっていますが、私が自信を持って一読を勧められます一冊です。