百円シンガー極楽天使

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309011745

感想・レビュー・書評

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  • デビューもしていないのに「キンクレコード所属」と偽って、ヘルスセンターや温泉宿やスナックなど俗にいうドサ廻りを生業にしている主人公のサクセスストーリーかと思いきや恋愛小説だった。恋愛模様はそんなに細かく描かれているわけじゃないからなんとも共感しにくい感じではあったけれど、好きでやっていることを一般的な価値基準に当てはめられて勝手に判断されてしまうはがゆさ、みたいのは共感できた。
    著者の自伝的小説らしい。
    何年も前にネットで人から勧められて、急に思い出して読んでみた。

  • 鍵を15個持っている男を見てのセリフ。「だいたい鍵をあんなにもっている男なんて、気持ちが悪い。ひとつかふたつしかもってなかったら生活パターンの底が見え過ぎて情けないものがあるけど、せいぜい五個。五個だったら、車に乗ってたかもね。」
    納得。

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