- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309011950
作品紹介・あらすじ
追い払うことも仲良くすることもできない男(ヤツ)がオレの六畳で暮らしている。第34回文芸賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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本当に日常を描いた、これといった山場もドキドキ感もないが、すんなり、心地よく読み続けられる一冊。
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小学校時代の友人が、突如オレの六畳にころがりこんできた。断りきれずに始まった男二人の生活。そのうちなぜか居候に親切な彼女のチカも加わり、奇妙な一週間が始まった……。
第34回文芸賞受賞作 -
ちょっと変わった日常みたいな、特に山もなく谷もなくって感じです。
だからかもしれませんが、さらっと読めました。 -
小学生以来の友達であるサキヤが10年ぶりぐらいにカズキの部屋に転がり込んできた。カズキの彼女のキサを含めた3人の日常を描いた作品。
ゆるい雰囲気で、淡々と時間が過ぎていく。良くある大学生の一人暮らしを描いた感じがした。 -
オチなしヤマなしでなんだかよくわからなかった・・
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收音機時光
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ジャケ買いです。
一人暮らししてーなー。 -
10年ぶりに再会した友人との一週間を描いた作品。
幼い頃に上下関係にあった主人公・カズキとサキヤ。
サキヤに対する主人公のコンプレックスと心の変化を淡々と描いてます。
物凄く淡々としているんだけど、読後にじわりと胸に広がるものがある。
映画にもなった『ロックンロール・ミシン』も書かれています。
『ロックンロール・ミシン』は、SCUDELIA ELECTROが主題歌をやっているという理由から見たんですが、独自の間と淡々とした世界観の描かれ方は、行定監督のものかなと思っていたのですが、この作品を読んでそんなわけでもなかったんだな、と思いました。
個人的にはこの淡々とした感じは好きです。
『ロックンロール・ミシン』は原作を読もう読もうと思いつつも機会を逸していたんですが、この機会に読んでみようかと思います。
その前に、一緒に図書館で借りてきた著者の『消滅飛行機雲』を読まなければ。
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初めて読んだ時「俺みてー」て親近感湧いたけど、今読んだらつまらないんだろうなと思うだろう1冊。男ならこういう感情は経験するもんです。
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ロックンロールミシンよりは好き