猫道楽

著者 : 長野まゆみ

• 河出書房新社 (2002年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[つきとさんの感想 · 2011年5月25日]

http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-237.html

[siramugiさんの感想 · 2011年3月26日]

まあまあ露骨な作品でしたが雰囲気や言葉の遣い方などとても美しく感じました。

[33号さんの感想 · 2011年2月9日]

作中にて「傘の骨は菊を連想させる」という表現を読んで、長野作品にやたらと傘が出てくる意味を理解。なんたる暗喩！

[solala06さんの感想 · 2011年1月25日]

想像以上にやおいでした
読みやすかったけどね

[ベェフさんの感想 · 2011年1月20日]

中学生のころに読んで衝撃を受けた本。少年愛とか慣れてなかった当時は文章表現や登場人物の美しさよりも内容に驚きました。危ない描写はなきにしもあらず…しかしどれも綺麗な話。

[｛ 雨さんの感想 · 2010年12月19日]

面白かったー。日本語の美しさに加え、小道具のセンスもシチュエーションのセンスも最高だ。猫飼亭の兄弟にも萌えた。エロ度も高くて大満足の一冊。

[潤さんの感想 · 2010年10月25日]

なんだかどうとらえたもんだかよくわからん話です。
猫を期待して読んだら道楽だらけでしたみたいな。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-40.html

[ゆさんの感想 · 2010年7月19日]

何の気なく読み始めて、
どんどん惹きこまれて、
部屋が暗くなっているのに、電気をつける動作で読むのを中断したくなかった、
ドキドキしながら読んだ一冊です。

[アルラウネさんの感想 · 2010年7月8日]

官能的でありながら読後にどこか清々しさが残るのは、登場人物たちが皆救われているからだろうか。
流麗な文章で易しく綴られ、くすりと笑えるところもあって、読んでいてとても心地良かった。
長男さんは両刀だそうだから、是非一度お願いしたいものです（笑
それにしても……　駒形兄弟恐るべし！ですねぇ。

[doraminさんの感想 · 2010年4月18日]

私は猫が大好きです。この本の表紙とタイトルが可愛らしかったので購入しました。内容がいわゆる。。ボーイズラブと言ってしまってよいのかわからないのですがその要素が含まれてて。。 最初からカァーッと耳まで熱くなるような赤くなるような そんな内容でした。表現が美しかったり、その生々しいものが伝わってきて素敵な文章力はあります。同性愛には偏見もないし理解しているほうだと思うけどそれでもやっぱり衝撃的でした。なので私にとって次にこの著者の本を買うのは勇気が入ります。他の作品を読んだことがある方、ぜひお勧め作品を教えていただきたいです。

著者プロフィール

長野まゆみ（ながの・まゆみ）東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」