心にとどめておきたい悲恋伝説―いまも語り継がれる美しい日本の愛の物語

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  • 河出書房新社 (2003年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309015880

心にとどめておきたい悲恋伝説―いまも語り継がれる美しい日本の愛の物語の感想・レビュー・書評

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  • 声を聞きたいと思ったらすぐにダイヤルすればいい電話も
    会いたいと思ったらすぐに飛び乗れる電車も
    なかった時代。

    身分違い、敵方の想い人、時には異形の者と恋に落ち、
    戦に引き裂かれ、帰らぬ恋人を待ち続ける…。

    津々浦々に残る恋物語を集めた本書。
    偶然にも近所に残る伝説が載っていたので、その場所の近くを通る時は、「ここであの二人が哀しい別れをしたんだな」としみじみ感じ入るようになった。全国の物語まんべんなく載っているので、意外と自分の知っている場所が載っているかも。

  • ♫坊や〜よゐこだねんねしな 日本昔話の恋バナ 北は北海道、南は九州沖縄まで全51編 地域ごとに編さん
    〈文知摺石〉 陸奥の国、信夫⁽しのぶ⁾村 再会を願い文知摺⁽もじすり⁾観音にお百度参りする虎女 石を毎日磨き、鏡のようになる 百日目に石に源融の顔があらわれる 病に倒れた虎女に源融から絹の反物と歌が届く 
    “みちのくの しのぶもちずり たれゆえに みだれそめにし われならなくに” 
    〈黒姫山の竜〉 信州中野 高梨正盛の娘,黒姫 花見の席で蛇に杯をあげる 大沼池の黒竜が白蛇に姿を変え花見で姫を見初めた 竜の化身の若者が正盛に姫への求婚を毎日願いに来る 百日目で正盛が「城の周りを馬でわたしに遅れず走れたら姫をやる」段々と疲れてきた若者はとうとう竜の姿になり傷だらけのぼろぼろに それでも正盛に最後までついて走りきる しかし正盛は「異形のものに姫はやらない。己の姿を池にうつしてみよ。大沼池に帰れ。家臣に斬らすぞ」怒った竜は嵐を起こす 姫「あなたに嫁ぐから嵐を静めよ!」竜は黒姫を背に乗せて山に降りた 山から見た村々の地獄絵図 それを見て泣く姫 謝る竜 二人は仲良くその山で暮らした この山は“黒姫山”と呼ばれる 

  • 全国にある言い伝えのうち、悲恋を集めた一冊。やっぱり古代が多いです。
    裏には秘められた権力的陰謀的歴史が隠れてるんだろうな~とか思いつつも、たまには表面のみに触れて素直に読むのもいいかな。

  • 日本各地の悲恋伝説。有名なものもあれば、初めてきくような話も。地名に残っているものが多い。地元の悲恋伝説に思いを馳せるには最適の本だと思います。

  • 日本各地に残る悲恋伝説おおくは平安時代や鎌倉時代のお武家さまとさとの娘のものがたりそしてお坊さんと稚児もよくあります。けっこう近くにも伝説があることを知りました。

  • 幼少時、とても感動して泣いたお話をこの本でようやく見つけました。6歳で既に悲恋話にめろめろだった(笑)

  • 本当にお互いの事を愛していながらも、悪戯な運命のせいで悲しい結末を迎える男女の話が沢山。
    悲しい話だからこそ、儚くて美しいと思わされる場面が多々ありました。

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