| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
みんなの感想・レビュー・書評
実在するとしたら、性を媒介にして男に頼って生きる女と顰蹙を買いそうな雀だが、作中の人物としては本当に魅力的だ。
打算ではなく、感情に忠実な結果なのだろう。だから女友達も放っておかない。
砂漠の老人との交歓のシーンがなぜか心に沁みた。
☆は4以上。文庫化されている。
作成日時 2008年05月02日 19:48
性格も生活もバラバラの五人の女。女同士の友情が幾度も垣間見え、それでいて女としてのそれぞれの姿もありそれぞれの個性がよく描かれた作品だと思いました。 …しかし、誰一人として感情移入ができないのも珍しいな、と。それぞれが、それぞれに平凡なよくあるタイプでは無い為かなと思うのですが、それで掴み所を見つけられないままストーリーは展開していきました。 特に、主人公、雀のキャラクターが独特です。... 続きを読む »
5人の女性の恋愛を描く。雀が主人公。
雀−お金持ちの愛人(パパ)と暮らしている
ケイ−鴨川で7歳年下の男(浩輔)と同棲。環境運動家
レイ子−失恋してはリストカット(自殺未遂)を繰り返す
メリー−旅先から戻らない男(ヤス)の帰りをずっと待ち続けるハーフ
山本多恵子−主婦
HP上で話を進めていて、読者からの感想なども参考に書き進めたようである。
5人の、それぞれの恋愛と、自由奔放な雀。でも、雀は自分の居場所、帰る場所を探しているように思う。体しか信じられない雀のそれはどこにあったのか。
夢見がち、身体を求めて、人を求めて、癒しを求めて、5人のそれぞれの女性が強く、そして、弱く生きている。読んでいる途中の虚しさ。悲しさ。黒い想い。全部を感じて、最後に温かくなる。答えなんて無いけれど、それでも求めずにはいられない。






