新撰組捕物帖----源さんの事件簿

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309017358

感想・レビュー・書評

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  • 新撰組、と言えば大河ドラマ化されたり局長の近藤勇や副長の土方歳三・一番隊隊長の沖田総司・・・。

    と、有名な方がいるが、この主人公は、六番隊隊長・井上源三郎。

    私のとって失礼ながらの脇役の方がメインで。

    歴史物ですが全然くどくなくむしろあっさり系でよかったです♪

    • 円軌道の外さん

      お久しぶりです。
      元気してますか?

      大阪は昨日から梅雨に入って
      連日の雨です。

      春は旅立ちの季節だと言うけど、
      自...

      お久しぶりです。
      元気してますか?

      大阪は昨日から梅雨に入って
      連日の雨です。

      春は旅立ちの季節だと言うけど、
      自分も世界を穫るために慣れ親しんだジムを離れ
      仕事も変わり、
      寮に入ったので泣く泣く猫を手離し、
      いまだにバタバタと日々を過ごしてます。

      人間生きてりゃいろいろあるけど、
      また紫苑さんのレビュー楽しみにしてます。

      あっ、今更ながら
      最近月イチで京都に行くと
      新撰組や幕末の志士たちゆかりの地を巡る
      ぶらぶら散歩にハマってます(笑)

      2013/05/29
  • 秋山香乃先生が書かれる新撰組は、あまり新撰組を知らない人でも読みやすく、また想像しやすいと思います。今回の作品は、新撰組六番隊隊長井上源三郎が主役という他の作品でも珍しいのでは、ないのでしょうか。タイトル通りに、新撰組関係で起こった事件に源さんが足を突っ込む御節介話です(尾形風に言うとね)。土方に釘刺されの、局長の寛大さに感動しーの、久馬を可愛がりーの、尾形怒られーの、源さん大活躍。大河の影響が多いのでしょうか。大河好きの人には想像しやすい登場人物達でした。性格がそのままというべきか。この本を読んで、ますます源さんが好きに為りました

  • 今までは新撰組がなんでこんなにも人気があるのかいまいちわかってなかったけど、この本読んで納得しました。
    かっこええー!!新撰組のみなさん、かっこいいよ!
    源さんと尾形さんのコンビがおもしろい。
    最後にはホロリときたし…、
    有名どころの名前もちらほらあって、読んでて楽しかった!
    秋山さんの本、それから他の新撰組関係の本これから読んでいきたいな。

  • 新選組井上源三郎。取り上げる人物が渋い。
    謎多き人物尾形俊太郎もとり上げられており、新選組ファンにはたまりません。

  • おもしろかった。源さんが主役という今後見ることがないだろうという作品であった。源さんの人の良さがとても出ていた。事件もとてもおもしろくて私は二人総司と源さんの形見が好きだ。尾形が活躍してた。食べ物の問題が多かった。

  • それぞれが異彩を放つ新撰組の中では若干影が薄れてしまう井上源三郎を見事浮かび上がらせた一冊!
    人情あふれる源さん像が書かれています。

  • 源さーん・・・!! 源さんが主役の本って珍しいですよね。嬉しい!源さんの人の良さや、男気が文章ににじみ出ていて楽しいですよ!密かに源さんも大好きな人物なんです。秋山先生有難う!読んでいて楽しいですよ。

  • 井上源三郎さんが活躍するエンタメ小説。完全に創作なので、歴史っていうカテゴリを期待しない方がよいと思う。最後の一編に涙。

  • 人が良くて人情深いけれどどうしても脇役にまわってしまう源さんを主人公に、謎の多い尾形などの隊士も人間味あふれる描写で想像しやすくとても面白かったです。一話一話まったく飽きることがありません。「源さんの形見」ではもう悲しくて、つらくて泣きながら読みました。女性ならではのかっこいい男の書き方というのでしょうか…土方や沖田、山南なども印象深いです。

  • 人の良い源さんから見た新撰組。
    おもわずプッとなるところもあり、面白かったです。
    きっとこういう穏やかな時もあったのだろうなぁと思いました。

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著者プロフィール

1968年福岡県生まれ。活水女子短大卒業。2002年『歳三往きてまた』でデビュー。2017年『龍が哭く河井継之助』で第6回野村胡堂文学賞受賞。柳生新陰流居合道四段。主な著作に『伊庭八郎凍土に奔る』『密偵』『獺祭り白狐騒動始末記』などがある。

「2022年 『氏真、寂たり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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