文藝ガーリッシュ 素敵な本に選ばれたくて。

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著者 : 千野帽子
  • 河出書房新社 (2006年10月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309017853

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文藝ガーリッシュ 素敵な本に選ばれたくて。の感想・レビュー・書評

  • 「文藝ガーリッシュ」このタイトルと「はじめに」の4ページと、各章の扉の説明文にときめいてしまった。

  • 素敵な本に選ばれたい。私はつねづねさう思つてゐます。
    読みたい、読みたい。一日中ひとりっきりで読みたいよ。そして毒にあたりたい。

  • 図書館

    初めて知った本で読んでみようかなと思ったのは、『高台にある家』『雪の断章』『緋色囁き』『のら猫トラトラ』

  • 軽々しく口に出すことができないくらい、本が好き。ベストセラーばかり読んで読書好きを公言しているような、ミーハーな読書好き女子達と一緒にしてほしくない。そんな「志は高く心は狭い文化系小娘」のためのブックガイド。紹介されているのは少女小説ばかりですべて国内作品。未読作品ばかりで読みたい本が一気に増えた。特に、尾崎翠「第七官界彷徨」、森田たま「石狩少女」、三島由紀夫「夏子の冒険」、野溝七生子「山梔」。私が本を選ぶのではなく、本が私を選ぶのだということを心にとめておこう。

  • 「はじめに」の数行を読んですぐに、「これはOlive少女のための本だ。」と感じた。一度は読んでみたかったOlive。そういえば、かわいらしいけどコケティッシュで芯の強いあの子も、かつてはOlive少女だったとか…。

    この本で紹介されているような「少女」な分野は、私はどちらかというと不得手だけど、それでも読んでみたいと思う本が数冊あった。
    簡潔で、でも単純じゃなく、引き込ませるブックガイド本と言える。

  • 読みたいと思う本が沢山出て来て嬉しいけど、辛い(笑)。

  • 116、「憂鬱」な女子の例として、Coccoあげるなよ、とファンの声です。彼女がそういう文脈で言ったのだかしらない(というか、そういうので言っただろう)けど、ここで並べたら、ほんとに、そういう音楽みたいじゃないか。

  • ずっと、買って読んで、途中でやめて、今回読み終えました。もちろんこの中で紹介されていて、読んでない本は読みたくなりました。

    まあ、自分の好きなジャンルは、年齢関係なく好きなの!って言いたいです。
    イタイところもありますが。

  • 川上未映子さんのおすすめ(07年ころのブログだったか)であり、
    表紙がすてき、そして「文藝ガーリッシュ」という言葉に惹かれて購入。
    選ぶ本選ぶ本結構知らなくて気になる気になる。

    そして自分が少女漫画やこういったガーリッシュへの憧憬があることを改めて知ってしまった。
    (ボーイッシュを気取っているのに…いつもは…。)

    仕方にゃい。

    一冊の紹介は二ページほど。
    マメ知識も豊富で面白いが筋だけを追ってしまっているように見える紹介も。舶来編はしばらく読まないかも。

    三島由紀夫のガーリー作品は神です(笑)
    『夏子の冒険』が取り上げられていたのは嬉しかった~

  • ヲトメにはたまらない文学ガイド。あれもこれも読んでみたくなる。

  • 少女趣味に特化した文学本紹介。
    あんまり趣味は合わないのに、紹介された本を読みたくなる。

  • 「読者が本を選ぶのではなく、本が読者を選ぶのです。」
    本当に、そうだと思います。
    これに紹介されている本はどれも面白くて、読んでいくのが楽しみです。全部読破したいと思う反面、残しておきたいと思ってしまいます。
    オススメ!

  • 千野さんの少女論(少女趣味論)が興味深い。少女趣味のダークサイド、排他性、きっと誰もが持ち合わせている。読みたい本が増えました。まずは第七官界彷徨を読もうと思います。

  • 『文藝ガーリッシュ』は、「古本屋さんと喫茶店のハシゴがやめられない」女子にうってつけのブックガイドだ。また、世界がどちらに回ろうとも、自分のお気に入りを軸にとり続ける、どこか遠くの孤独な彼女に宛てた、長い手紙でもある……

    <古書店とレトロ喫茶の往復世界で暮らしたいよ>
    http://khipu.jp/php5/show.php/50359

  • 『讀者が本を選ぶのではなく、本が讀者を選ぶのです、、、』と、この本の初めに著者が書き記しているとおり、この本を手に取った瞬間に、ああ、自分は読むべくしてこの本と出会ったのだと感じた。これは掘り出し物。副題に『−素敵な本の選ばれたくて』とある。(…たくてという表現になかなか含蓄あり) どう説明すればいいのか分らないのだけれど、著者の意図では本当の本好きの少女のためのガーリッシュな日本文学100年ガイドブックを作りたくて書き上げたものとのこと。つまり、ちょっとハイセンスな文學少女向けのブック・ガイドだ。新聞連載ものを中心に全部で69冊の読み物が、10のカテゴリーに分けられて紹介されている。 その紹介の仕方がユニーク。まず、表題に本の中味を象徴するかのような一節を掲げ、図版と共に題名と著者を記し、その後に実に簡潔にプロットを紹介する。そこから展開される、著者紹介と時代その他の背景説明、あるいはその本の持つ文学的価値(もちろんガーリッシュな意味で)など、およそ1500 字弱の紹介は、なかなかに濃くて熱い。特にラスト一行で決める評価にキレがあって鋭い。

  • 未だ見ぬ小説と出逢いたくて再読。「今の乙女」、「文科系女子」と一括りされたくない女子、また一括りしたがる人を憫笑する男子にきっと選ばれる、69の文学作品を紹介。2011年3月現在でこの紹介されている69作品のうち既読なのは13作。少ない…と溜息をつき、まだこんなに未知の書物があったかと期待に胸を膨らます。読みたい作品は33作品。でも全集にしか入ってない作品もあるみたい。頑張って稼いで買って読みましょう。だって、本は世界と闘う女子の楯なのだから。

    「精神に少女性」を持った主人公(年齢的に少女もある)が登場する書籍を紹介している読書案内。この著者は主格を「私」と書いているし、文章もくだけているので女性かと思っていたら読み進めるうちに男性と判明。驚いた。
    紹介されている本は出版された年代が多岐にわたっており、ワタシは紹介されている本の1/3は既読、1/3はAmazonのカートに突っ込んである状態、残りの1/3は作者名すらしらない本もあったり、現代小説は読まないの…という変な自意識を持っているが故に読まず嫌いしていた作家の本だったりした。なんといても口惜しかったのは、奥付を見ると著者とワタシは4つしか違わないのに、書物に関する知識というか読んでいる本の数の圧倒的な違いをまざまざと認識させられた、ということだ。いや、ただの負けず嫌いなんだけど、ワタシ。

    興味深い文があったので引用。

    「みずからの嗜好を『教養』として積み上げていくことを快とする種族は…(中略)1970年代には植草甚一・澁澤龍彦・寺山修司・渋谷陽一、80年代には蓮實重彦・柄谷行人・北上次郎といった人たちを無理矢理『先生』に祭り上げて、文化の『教養』を積み上げていこうとしました。そんな彼らも90年代には先生を失ってしまうのですが(大森望・岡田斗司夫・唐沢俊一・日下三蔵が最後の『先生』たち?)」

    この文章を見ると、オタク=博覧強記=精神の貴族から単なる2次元萌えになっていったという著者の悲嘆?が垣間見える気がする。
    ただ、90年代には(80年代かな?)荒俣宏もいたし、今この21世紀には嶽本野ばらがいると思う。嶽本野ばらの小説やエッセイに触れた若い人達はそこから興味があれば澁澤龍彦へ移行するだろうし(決して寺山には行くまい/笑)、バタイユ、ジャン・ジュネなどの存在を知ると思うし。だからそう悲観することはないと思うのだけれど。

    読み進めるうちに著者が男性である事に吃驚した。

  • この凝った装丁と造本に評価5! おんなのこにうまれてよかった。

  • いつまでも少女のままでいたい!

  • 2009.12
    文藝ガーリッシュ=志は高く心は狭い文化系小娘ためのジャンル、とのこと。
    そのジャンルの本がたくさん紹介されています。
    偏りがあるのはもちろんだけど、自分がまだ知らなくって(ほとんど知らなかった)、でも読むべき本というのがたくさんあることが知れたので嬉しい。

  • 知らなかった作家さんもたくさんいて、小説読みたい欲が刺激されたー!

  • この一冊で、どれだけの本と出会えたかわからない。

    この本で知って、まだまだ読んでいない、読みたい本はたくさんある。
    贅沢だなーと思う。

  • なかなか面白い内容でした。
    昔の小説が多く紹介されていて、ちょっと想像していたのとは違ったけれど。
    私も結構ガーリッシュ?って思っていたけれど、この本を読んで、私は似非ガーリッシュなんだわぁと判明しました。
    奥深き乙女の世界です。

  • 志は高く、心は狭く!

  • 紹介されている本を片っ端から読んでいきたくなりました。でも自分で選べないようでは、ガーリッシュ失格ですね。

  • とりあえず面白そうな本探しに。。。

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