文藝ガーリッシュ 素敵な本に選ばれたくて。

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 314
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309017853

感想・レビュー・書評

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  • 素敵な本に選ばれたい。私はつねづねさう思つてゐます。
    読みたい、読みたい。一日中ひとりっきりで読みたいよ。そして毒にあたりたい。

  • 舶来編(海外文学編)を読んでいたので、先に出ていたこちらも手に取った。有名作品に加えて、有名な作家にこんな作品が?というのもあれば、今となっては著作がほぼ絶版になっているような初めて聞く作家の名前もあり、またまた読みたい本リストが膨らんだ。

  • 文学少女のバイブルともいえる作品を紹介する本。古き良き少女小説も心ときめくものですね。この本読んだら、色々挑戦してみたくなりました。

  • 文学

  • 「文藝ガーリッシュ」このタイトルと「はじめに」の4ページと、各章の扉の説明文にときめいてしまった。

  • 図書館

    初めて知った本で読んでみようかなと思ったのは、『高台にある家』『雪の断章』『緋色囁き』『のら猫トラトラ』

  • 軽々しく口に出すことができないくらい、本が好き。ベストセラーばかり読んで読書好きを公言しているような、ミーハーな読書好き女子達と一緒にしてほしくない。そんな「志は高く心は狭い文化系小娘」のためのブックガイド。紹介されているのは少女小説ばかりですべて国内作品。未読作品ばかりで読みたい本が一気に増えた。特に、尾崎翠「第七官界彷徨」、森田たま「石狩少女」、三島由紀夫「夏子の冒険」、野溝七生子「山梔」。私が本を選ぶのではなく、本が私を選ぶのだということを心にとめておこう。

  • 「はじめに」の数行を読んですぐに、「これはOlive少女のための本だ。」と感じた。一度は読んでみたかったOlive。そういえば、かわいらしいけどコケティッシュで芯の強いあの子も、かつてはOlive少女だったとか…。

    この本で紹介されているような「少女」な分野は、私はどちらかというと不得手だけど、それでも読んでみたいと思う本が数冊あった。
    簡潔で、でも単純じゃなく、引き込ませるブックガイド本と言える。

  • 読みたいと思う本が沢山出て来て嬉しいけど、辛い(笑)。

  • ずっと、買って読んで、途中でやめて、今回読み終えました。もちろんこの中で紹介されていて、読んでない本は読みたくなりました。

    まあ、自分の好きなジャンルは、年齢関係なく好きなの!って言いたいです。
    イタイところもありますが。

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著者プロフィール

日曜文筆家。女性誌・文芸誌・新聞などにエッセイ、書評を寄稿。著書に『人はなぜ物語を求めるのか』『物語は人生を救うのか』(いずれもちくまプリマー新書)、『俳句いきなり入門』(NHK出版新書)、『読まず嫌い。』(角川書店)、『文藝ガーリッシュ』シリーズ(2冊、河出書房新社)、『文學少女の友』(青土社)、編著『 オリンピック』『富士山』『夏休み』(いずれも角川文庫)、『ロボッチイヌ 獅子文六短篇集モダンボーイ篇』(ちくま文庫)。
自選一句「墓石にジッパーがある開けて洗う」

「2021年 『東京マッハ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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