天眼―光秀風水綺譚

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309018348

作品紹介・あらすじ

明智光秀は、阿智使主を始祖とする渡来人・東漢氏の末裔で、風水術をもって、築城、都市計画をよくする陰陽師でもあった。その使命として、天皇を中心とする国造りを託せる最強の武人を求め、山崎の合戦からひそかに生還し、キングメーカーを志向して転変する。光秀変成を説得力をもって描く、画期的な時代長編書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 明智光秀=陰陽師という、ある種とんでも設定だったのだが、いろいろと辻褄が合ってしまうのが面白い。

  • 陰陽師がある使命を帯び、明智光秀と名乗る武将となった。こんな設定の小説です。なかなか面白い設定なので興味を持って読めましたが、風水関連の単語が多くて、意味不明の部分もあったりするので、その分評価が下がっています。

    2008.4.8読了

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著者プロフィール

1953年生まれ。埼玉県出身。歴史作家。埼玉県立熊谷高等学校、國學院大學文学部神道学科卒業。
主な著書に、『縄文の神が息づく 一宮の秘密』『神々の子孫 「新撰姓氏録」から解き明かす日本人の血脈』(以上、方丈社)、『スサノヲの正体 ヤマトに祟る荒ぶる神』『古事記はなぜ富士を記述しなかったのか 藤原氏の禁忌』『鬼とはなにか まつろわぬ民か、縄文の神か』『決定版 ヒルコ 棄てられた謎の神』『アマテラスの二つの墓 東西に封じられた最高神』『オオクニヌシ 出雲に封じられた神』『縄文の神 よみがえる精霊信仰』『増補新版 ニギハヤヒ 「先代旧事本紀」から探る物部氏の祖神』『神道入門』『郭璞 「風水」の誕生』『諏訪の神 封印された縄文の血祭り』『ツクヨミ-秘された神』など多数。

「2022年 『熊楠の神 熊野異界と海人族伝説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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