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この作品からのみんなの引用
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恋とかって、勘違いを信じきれるかどうかだよね。
― 260ページ -
「わたしたちが、三千年前の、エジプトを、ご案内しまーす」
まったく同じ格好の双子が、声を合わせて叫んだ。声も、同じだった。右下から、解説役の荒俣宏が、砂色のサファリな格好で登場した。そして、言った。
「ところできみたち、二人なの、一人なの、どっち?」
わたしは驚愕した。このように重要な問いをテレビで投げかけるなんて。やはり荒俣宏は恐ろしい人だ。テレビからこのような言葉が、全国のお茶の間に響き渡ろうとは。
― 187ページ -
どの方角にも、山は見えなかった。影も形もなかった。どの地平も白く濁り、無数の小さな白い建物に覆われた地表は光の中へ拡散していく。終わりがなかった。だから、ここから見ていると、あの白くなっている向こうにも、ここと同じような街が広がっているとしか思えなかった。あの先の、ずっと先にも、白い建物がびっしりとくっつき、山も海も、どこにもない。世界中が、ここと同じで、ここの続きに思えた。
でもきっと違う。
― 198ページ
みんなの感想・レビュー・書評
やっと読み終わった~。読みづらくて何度も途中でやめようと思った事か。内面描写が少ないし、突然場面が切りかわったり話しが飛んだり。私の読解力が足りないせいなのか?クソーッと頑張って読破。
物語としては、突然消えた恋人を忘れられずにいる朝子の10年間を追ったお話。最後はえー、そっち!?と思ってしまった。最期がなかなか良いので頑張って最後まで読むことをお勧めします。
この文体自体が受け付けなく、
読み終われずリタイア。
ブランチで紹介されててストーリーとしては好きなのかなって思って手にとったけどその内容まで行き着けなかった。
気になりつつ、やっと今になって読んでみた作家さん。
文体がなんか不思議な感じで、
目に映った風景とか感じた気持ちとかが
そのまま全部文章になってる。
とりわけ情報量が多いわけじゃないのに、
なんか主人公に引きずられてくらくらする。
時間がぶわっと飛ぶのも、主観で物語が動いてるからだろうなぁ。
だから最初はおぉ、って思ったけど、
引きずられるからだんだんそれが普通になる。
ラストはちょっと意外だったような、
落ち着くところに落ち着いたような感じでほっとした。
この方のお話を久しぶりに読みました。
以前も感じたことなのですが、
写真を、一枚一枚、綴っているような感じ。
主人公が、カメラを趣味(?)としているからなのか?
とも思いますが、時々風景描写が入ったりして、
ますます一コマ一コマが鮮烈に残りました。
お話の流れから想像していた安易な結末とは、
全く違った終わりになりましたが、
そこが逆に柴崎さんらしさといえるかも。
時の流れが、重くもなく、軽くもなく、
速くも、遅くもなく、この年頃のスピードに
丁度良く合っているように思いました。
写真を切り取ったような文体(どこかで誰かが言ってた)が好き。名言もちらほら。最後泣きそうになった。こんな結末は理解できないっていうタイプなんだけど、もうどうしようもない。
柴崎さんがこんなラストを書くとは思わなかったよ。もっと好きになれた。ダークな部分をまた見たい。
もっと切ない感じの恋愛小説を期待していたのですが、
描かれている恋愛は現実感がなく、感情移入も共感もできませんでした。
そのせいか、ラストは確かに意外な展開でしたが、
主人の思考と行動についていけませんでした。
じんちゃんおすすめ(恋は呪い。)(勘違いをどれだけ信じれるか。)
散文的。たんたんと進んでいき不思議な雰囲気だがいつの間にか引き込まれる。後半一気読み。この作者の他の作品も読みたい。
季節の描写が綺麗
叙景詩を学んだだけでも読む価値がある
恋は勘違いの呪い
女子は摩訶不思議な生き物
結局男も同じか
とにかく読むのに苦労した
主人公朝子の趣味はカメラ。シャッターを押す瞬間は現在、押してしまったら過去。この例えは、後半に麦と亮平に生かされてると思う。
期待通りの作品だったことが嬉しく、私の中では今年読んだ中では一番だった。
うーん読み辛い文体だ…わざとなんだろうけど、章分けしないときついだろー。。ストーリー的にもあまり共感スポットはなく。何より朝子も麦も人としてなんら良いところが無い気がする(´・ω・`)出会いもなにもかもありえない感じ。
うーん、何を一体どうしたいのやら。恋愛の難しさや哀しさや期間とか。主人公はどこに進もうとしているんだろう?って感じでしたが。
この人の作品を何冊か読んで、この小説も日々の些細で微かな出来事から何かを感じとって色々なものを語っていく印象があります。でもそれが今の自分には曖昧すぎるのか、ピンと来ませんでした。
読んで一週間後くらいに、一気に感情が押し寄せた。切ない。最後に、ずっと淡々と、さらさらしていた主人公の心の内にも、意志と熱い血が流れていたんだなと思った。
最初は短文で、ぶつりぶつりと途切れる文章について行けない感じ。場面も年代もころころ変わるし、ただの優柔不断の女性の恋愛もので、何も心に残らなかった。
独特の長いセンテンスに慣れるのに苦労した。それが味なのかもしれないけど、味わうよりも読みにくさの方が優ってしまった。
主人公のキャラクターは小説の題材としてはアリかもしれないが、現実に居たとしたら魅力を感じない。
だから共感するものがなかった。
やっぱり、この人の本は、あまり好きでない。
どの本も、主人公が、好きでないのかもしれない。
いや、なかなか面白いスタイルの小説を書く人だな.....とは思ったが、その文体を味わう以前に、主人公「朝子」への嫌悪感が先にたって読み進めるのが辛かった。
全然ダメだったり少しキチガイだったりするキャラでも、それなりのスタイルがあれば好きになれるのだが、この朝子は全然好きになれなかった.....最後の10ページまでは。
その最後の10ページがなければ★一つの評価です (´・ω・`)
.....ってか、こっから話を広げていけば、とっても魅力的な小説になったような気気がする ヽ(・∀・)ノ
他の方の書評を読ませていただくと、結構「朝子」に共感する....みたいのが多いのは、単にジェネレーションギャップなのでしょうか?www

出ました、共感できない主人公。まあ、いいでしょ
共感しろ
とか書いてないし
別に
内面とか
描かないし
そんなに
ていうか
写真撮ってるじゃん
それだよ
モチ...





