- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309021829
感想・レビュー・書評
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佐野洋子さんってこんなにサバサバした、人なんだと初めはびっくりしたけど、なかなかはっきりといろんなこと言う方で楽しかった。一人息子さんとの関係について、話していたところがとても興味深かった。母親の愛は難しいというような。
息子さんが思春期に少しぐれてしまったようだが、佐野さんが、私は子を飲み込むくらいの母親だから、よくもあんな程度のぐれ具合で育って良かった。と言ってたところは忘れられない。
阿川佐和子と石井桃子さんのすごさを話しているのが印象に残っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐野洋子さんが亡くなって、もう3年。あの震災を知らずに亡くなったのだ。
佐野さんはいつでも、どんなときでも佐野さんで在り続けた。その潔さが、私にとってときに驚愕であったり、尊敬であったり、嫌悪であったりした。でも、佐野さんは変わることがない。亡くなった後でも・・・。
タイトルどおり、正直に、ほんとうのことを言ってきた佐野さんが、相手にもそうすれば?というタイトルなのかもしれないが、応えるのはなかなか容易ではない。
猫の話から女を語らせる小沢昭一さん、うまくかわしながら佐野さんの本音を引き出す河合隼雄先生はさすが。おすぎとピーコは、佐野さんに親しい存在なので、話は面白いかもしれないけど、やはり雑談以上ではない。
岸田今日子さんは、母親としての佐野さんの、意外な面を引き出していて面白かった。 -
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家族にもらった。谷川俊太郎ファンなのに佐野洋子著作は初かも。予備知識がなさ過ぎてキャラをつかみきれなかった。