- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309021928
作品紹介・あらすじ
しずかな死、早回しの死、一人で逝く死、やすらかな死。先に逝った人たちが、教えてくれること・くれないこと。
感想・レビュー・書評
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ノンフィクション
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有名人の生き方と、死に様を書いている。1980~2010年代の「告知」「葬儀」の変遷と、当事者・家族の受け止めが、各人のエピソードに含まれている点が興味深かった。
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タイトルだけ聞くと「ギョッ」とされそうだけど
著名な方々の亡くなった状況??死にざま??などが書かれた本
「へ~、そうだったんだ」「え~、そうだったの」そんなん思いながら読み進んだ
途中なかなか読み進めなかったりしたけど
誰にも平等にやってくる「死」ですが自分の「死」は事前に体験する事も出来ないし知ることは出来ないですもんね
どんなにキチンとしていて人に迷惑かけずに暮らしてきた人も自分の遺体はどうにも出来ないし
なんて事を考えながら先人の「死」を眺めるのでした -
有名人の死に至る状況が、著者の思いを含めながら 描かれていた。途中までは、サクサク読めたが、最後は、惰性。
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森瑶子、昭和天皇、松田優作、金子哲雄、大原麗子、ナンシー関、尾崎豊、中島らも、宇野千代…著名人たちの死に様 -
最高の日常こそ最高の死にじたく。死はその人だけのものである、という出だしの高峰秀子の話に結構ヤられて読み進めていくと、死、よりも著名人のキャラクターの強調がついつい先に入ってきてしまい、死そのものではなくノスタルジーに進んでいってしまいそうになる。それはそれでいいのだけれど、いや、やはり死に方を汲み取りたいのよ僕は、とすこし悶々として進む。そして出会ったあとがきの「第三次おそろい病」。みんな、どうやって死んでるのかな、という僕の漠然とした興味がスパっと片付けられた気がするが、これもおそろい病なのか。おそろしい。しばらくおそろい病のことが気にかかってしまいそうだ。
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孤独死・闘病死・静かな死・大往生等、著名人のそれぞれの死にかたを追うことによって、人間の生きざまを探る。
週刊誌ネタ的とも思えるが、個々に筆者なりのそれなりの切込みと解釈がある。