一部複雑難解な表現あり。
いくつかの映画をモチーフにした作品はついていけなかった。その映画が大好きで繰り返し細部まで見ている人なら楽しめるのかもしれない。
何かしらのインプットされる情報があって、
自分の中で解釈、追加想像した物語をアウトプットしてしまうと元の出来事は忘れてしまうのかもしれないと思う。
日記をつけてしまうと逆に思い出せないで出来事もある。
歌を忘れてカナリアにが一番長編で読みやすかった。
物語の中の物語に入り込んで人の正気を惑わせる不思議な魅力がスペインにはあると思う。
ラストのライカ犬の話は割と良く使われるモチーフかなと思うが、荒ぶる性格というイメージはなかった。
13日の金曜日というキーワードでヒットした本。