ぐつぐつ、お鍋(おいしい文藝)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 347
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309023496

感想・レビュー・書評

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  • お鍋がテーマのエッセイ集。
    時代も幅広く、地域差もあり、それぞれ個性的な37篇の話でした。
    寒い季節に読むのがぴったりで、楽しめました。

  • 鍋についてのアンソロジーです。
    最初が池波正太郎さんで、寒くなったらこんな鍋を食べたいなぁと思いました。
    アンソロジーのいいところは、あまり読んだことがなかった作家さんの文章を読むことによって、新たな好きな作家さんが見つかることです。
    今回は恐れながら北大路魯山人さんのお話が印象的でした。

  • 色んな人が書いたお鍋にまつわるエッセイが収録されています。



    いつなんどきでも阿川佐和子さんの食べ物エッセイは私にとって鉄板なんですが、

    今回だけは、阿川さんとは一緒に鍋を囲みたくないものだと思いました(笑)

  • 令和6年2月の特集「ぽかぽかブックス」料理

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  • 冬は鍋! なので、鍋の本を読むのです。鍋エッセイを集めたアンソロジー。
    いろんな鍋が出てきて美味しそう…。私はなぜだか、湯豆腐とおでんが食べたくなりました。

    「鍋の季節」というエッセイにおでんは「鍋」なのか? とあって、たしかに…という気持ちになりました。おでんも湯豆腐もあんまり「鍋」感がない。私の中では。
    このエッセイには鍋は次の日うどんを入れるとあって、私はおじやにするんですけど、それではたと思った、後でおじやにするものを「鍋」だと思ってないか、私は。

    イレギュラーなおでんと湯豆腐(すき焼きもか)。だから食べたくなったのかも…。

  • 後藤美月さんの装丁のイラストがとってもかわいい
    目つき悪い黒にゃんこと、酔っぱらって寝てるぷくぷくおじさん…

    お鍋について語ると、食べに出かけたり、自前のお鍋の秘伝…、と書き口も個人の趣味・家事スキルと相まって十人十色になって、面白いな…

  • ひとりでも、ふたりでも、大勢でも味わい深いのが鍋料理。鍋の思い出やこだわりなど、読んであったまる37編の鍋エッセイ。池波正太郎の「小鍋だて」と、彼を意識した東海林さだおの「小鍋だて論」がセットで楽しめます。

  • 鍋のオンシーズンに読むと次から次へと食べたい鍋が出てくる。鍋について、時代を越えた見方ができる。

  • おいしい文藝シリーズ第4弾。お鍋にまつわるエッセイ集。豚肉と白菜のお鍋は私も好きなので、ちょこちょこ話題にのぼっててなんか嬉しい。鍋の話なので、冬に読むのが良さそうですね。

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著者プロフィール

1922年東京生まれ。52年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。各国の舞台に出演し、帰国後はエッセイストとしても活躍。『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』(河出文庫)等著書多数。2010年逝去。

「2020年 『いつも夢をみていた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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