- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309023564
感想・レビュー・書評
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公評1976年6月号〜1979年7月号の連載からの35編と早稲田文学1977年12月号妄想科学小説の妄、に書き下ろしの解説を加えて2015年1月河出書房新社から刊行。「抱腹絶倒のショートショート集」というオビの文句に惹かれて読んで見ました。言葉の使い方の思い付きみたいなアイデアで、妙ちきりんな世界を語っている。パターン化されていて慣れると、ははーんとそう驚かない。が、自分で考え付くのは難しい。という感じの世界が語られる。ごめんなさい。あまり楽しめませんでした。
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前半のショートショートは昭和の時代を感じつつ不条理さが面白かったのですが後半のエッセイ部分が私には読み辛かったです。
ショートショートのお風呂や廊下を別々の地域に買う話が好きです。トイレが遠いと大変そう。 -
図書館で借りました。
70年代に雑誌で連載されたものが中心なので、当時の流行りの風刺をきかせたものが多いです。
下ネタも多いです。苦手な人は苦手かも。
個人的には日光仮面好きです。あと優柔不断にはクスリとしました。 -
絶妙にズレていることが大真面目に語られていることに狂気を感じられます。
誰も何で?と言わない。おかしいよ!と言わない。
昭和のノスタルジックな雰囲気も味があります。
後半はちょっと読むのに疲れました。 -
大好き!!!!!!!!!!!!
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念願の風呂場を手に入れた次郎。アパートからは電車で5駅。次は廊下を探している。-「マイホーム計画」
ショートストーリーや随筆など、月間総合雑誌「好評」に連載された作品集。
タイトルで、漠然と「空想科学読本」を連想したのだけれど、まったくティスとは違ってました。
不条理感あふれるSSで、妄想はあるけれど科学感は感じられませんでした。 -
昭和のねじれ。
この短編集読んで感じたのは「ウルトラセブン」や「つげ義春」の世界。ねじれてサイケでアナログで懐かしいようなぶっ飛んだ世界。まさに昭和40年代後半。当時流行していたSFとまで言い切れない作者のねじれ感覚が面白い。 -
ショートショート、おもしろい!
随筆はさらにおもしろい。