- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309024943
感想・レビュー・書評
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軽く読める一冊。一気に読んだ。
元気が取り柄の女の子が、縁あって就職した図書館で、自分の仕事に親しみを持って行くお話。
登場人物がみんな優しくて、読んでてほっこりした。
私も図書館で働いてみたいなと、思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わたしも 卒業してから 本を読むようになったので
主人公の気持ちが なんとなく わかります。
もっと 早く 読んでいれば 人生変わったかなと。
でも 人には その時 その時 必要なものがあるので
私にとっては その時が 卒業の時だったのでしょうね。
ぜひ 図書館に 興味を持ってもらいたいですね。
なぜ ホスピタル図書館なのか。
本当の 館長は 誰なのか。
意外な 展開に ちょっと 楽しめました。
この作者の作品 もって 読んでみたくなりました。 -
シリーズの序章のような一冊。
それぞれのキャラのストーリーもありそうだし
この次からが本格始動になるような・・。
忘れないうちに次が出ればいいな。
[図書館・初読・8月22日読了] -
読みやすいし、楽しかった…!
心が温まるし、キャラクター一人ひとりが魅力的!
「サラダ記念日」「星の王子さま」「西の魔女が死んだ」
等また読みたくなりました。 -
私設図書館に勤務することになった悦子。
元気と体力があることだけが取柄で本も読まない。
図書館は、図書館ホスピタルと呼ばれいて悩みや元気のない人が訪れ、職員が本を勧めて、その人の悩みを解決していく。
著者は大学図書館勤務とのこと。
仕事内容は正確に描写されていると思う。
けれど、設定に無理があると思う。
現実を理解されていると思うからこそ、図書館の仕事はそんなに簡単ですか?と著者に問いたくなりました。 -
その病院の院長は本が好きだった。だから病院内に図書室があり、専任の司書もいた。
やがて高齢の院長は天寿を全うし、その病院は跡継ぎがいないために閉鎖された。
しかし院長は遺言を残していたのだった。それに従い、病院跡地に私設の図書館が設立された。その私設図書館を人は【図書館ホスピタル】という……。
本作品はその図書館ホスピタルに新任として入職した元木悦子さんの成長物語。
「本は人の悩みを解決する力がある」
と、読書療法だとか読書の効果がテーマです。
そういう意味で、病院に図書室を設けるとはいいアイディアですね。
現在、図書室がある病院はどれくらいあるのでしょうか。
場所を取るのとか管理も大変だし、専任の司書を置くのはもっと大変です。
現状は少ないのでしょうが、今後読書療法の概念が普及して病院図書室が増えていくといいですね。
読書療法がテーマになっているだけあって、本作品でも元木悦子さんが本を勧められたり勧めたりするシーンが出てきます。幸いそれらのお勧めは適切だったわけですが、現実には適切な本を勧めるのは思うほど簡単ではないと思われます。人から勧められた本がつまらないと思ったり、逆に、自分が人に勧めた本が役立たなかったりすることもあると思います。そういう失敗の経験を積んで良き本の紹介者になっていくのです。私を含めて図書館司書の資格を持っている皆様もそういう存在を目指していきましょう!
OLDIES 三丁目のブログ
【図書館ホスピタル】三萩せんや
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/12/16/200834 -
元は病院図書室だった図書館。でも図書館ホスピタルという名前の由来はそれだけじゃない。来た人が、なんとなく元気になって帰る図書館。「長所は元気なこと。他の人を元気にしたい」って言って就職戦線から落ちこぼれた主人公が、ようやく見つけた就職先でもある。「適切な本を勧められたら元気になる」というコンセプトが強すぎて、ちょっと腰が引けてしまう。それは主人公の成長についても言えることで、全く本を読まなかったのに、同僚に勧められて読んで、あっと言う間に、人に勧めるくらいになっていたりする。作者は司書をしている方とのことで、本が好きなんだと言う気持ちは強く伝わってくる物語だった。
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文章もストーリーも、よく言えば敷居が低いってゆーか読みやすいです。
が、個人的にはもっと深さとか奥行きがあればなー、惜しいなーってのが正直なところ。
続編あるのかな?
あれば読もうと思います(^^) -
始めはてっきり本の病院という意味かと思ったが、そう意味ではなく本当に言葉の通りだった。
本を読むことで新しい世界や考え方を知れて、自分でも知らぬうちに気持ちが軽くなっている事もあるからな。