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著者 : 山田正紀
  • 河出書房新社 (2017年6月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309025865

ここから先は何もないの感想・レビュー・書評

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  • あしたのジョーと がんばれ元気みたいなものか!?

  • 201801
    おもしろーい
    どこからがフィクションなんかわからなくなる
    星を継ぐものも読み直そうかな

  • 極上のSFは読むのに体力と知力を使う。
    また、各種用語を『既知のもの』として提示せざるを得ないため、時世に疎い者、理解力の追いつかない者を当然ふるい落とす。

    そうすることで得た推進力と、説得力でもって、物語は面白いコースをたどり、とんでもないゴールに連れてゆく。
    面白いコースであったし、ほどほどの過不足なきエピローグ提示のお蔭で読後も満足している。
    『突飛なゴール』に、説得力を持たすため『だけ』のために、この物語を書いたのではないだろうか。

    流石、山田正紀。デビュー作で神を狩っただけのことはある。

    人物描写は薄いと感じる部分もあるが……これについては、好みの問題である。
    法医学者が、頑健なリーダーを観察して『解剖するのに時間がかかりそう』と評する一文などはその最たる例である。このような、「短い文の少ない情報量で、キャラクター性含めての描写」ができること。
    評者は「過不足ない」と評しておく。

    作中にでてくるO・ヘンリーの短編は『魔女のパン』というタイトルで、青空文庫でも検索可能であることを申し添えたい。(流石に『これ』の内容を全く触れないではいられないので、本文中でもあらすじには触れられる。)

    既に述べたように、時世に疎い者、理解力の追いつかない者をふるい落としにかかる作品である。
    解らない単語に出会う都度、コトバンクを検索する。
    そんな『律義さ』を持った読者ならば、これまでSFに触れたことがなくとも相当に興味をもって読み、引きこまれることであろう。
    ……ただ体力も使うので、それだけは事前に忠告をしておきたい……。疲れた……面白かったけど。

  • 山田正紀の不可能密室SFの剛腕が全力で奮われた一作。

    神的領域だった謎がくるっと一回転し、地に足が着く部分が心地良い。

    最新のIT技術描写も貪欲に取り込んでいるが、業界の片隅で食べている身としてはちょっと違和感が残る部分(米軍にブルートフォースアタックとか、OTPの説明が?だったりとか)もあるので、星-1。

  • 40億年ってもう想像もできない昔からの企み.気が遠くなりそうな話ながら,はやぶさのような宇宙探査機とハッカー達のシステム侵入のミッションインポッシブルのようなスピード感とがミックスされて,よくわからないうちになあなあで大円団.

  • 銀行員OLの日常から始まり、徐々にSFになっていくのが面白い。
    小惑星探査で発見された化石人類の骨格。この謎を最強ハッカーの鋭二や美人法医学者らのチームが解いていく。
    AIが発達すると人類と敵対するような話は良くあるが、そもそも生物(ダーウィン進化が可能な化学システム.)発生の理由と原因(原始AIが環境情報を効率的に得るためには物理的な身体を必要とした)がそこにあるとしたら・・・
    そして人類は今まで順調に発展していたのに、なぜ「ここから先は何もない」のか。
    最終的に鋭二のおかげで人類は助かるのだが、それは、超人工知能が「愛」という概念を理解し始めるきっかけとなるのであった。
    サピエンス全史を覆す、人類誕生の秘密。良いSFでした。
    しかし、米保守派大統領候補がイスラエルの首都をエルサレムと認定するなんて、この話の中だけだと思いきや、実際に起こるとは!この作者には予感できたのかも・・・

  • 日本の小惑星探査機のシステムがブラックアウトし、再起動した時にはターゲットが別の惑星に入れ替わり、持ち帰った石には化石人骨が埋まっていた。アメリカに持ち去られ天才博士が解析するこのエルヴィスをハクティビスト、オーガナイザーらが奪還の依頼を受ける。

    スパイ大作成のようなミッション遂行、きっちり解かれる壮大な謎。楽しく読めました。

  • これ、面白かったですよ~、、一気によんでしまった、、けど最後の方は、なんかもったいなくって、2~3日に分けてよんだけど、、終わってしまった、、

  • SFアレルギーが解消しつつあるのかもしれない。
    神秘は突き詰めれば人工巧緻に至る、人工が巧緻に過ぎれば神秘と化する。
    最近『エイリアンコヴェナント』を観て人類あるいは生物の起源について考えたりしたので、興味が増幅し、楽しんで読んだ。ハッピーエンドともいえるエピローグも良かったな。

  • サイバースパイに宇宙探査に人類進化の謎にと…これはもう一気読みせざるを得ないでしょう。
    てかエンタテイメントとして一気読みできなきゃ楽しめない気もする。

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