アゲハの公約

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 43
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309026046

感想・レビュー・書評

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  • 選挙が少し身近に感じられる小説なんではないかと思います。
    ちょっと簡単すぎるかなとも思うのですが、多分それは私が選挙を難しく考えすぎているだけなんでしょう。
    公約は街コンよりも梅林のことをもっと正面に出した方がいいのではないかと思いましたが、やっぱり街コンの方がインパクトが高いのでしょうね。
    それにしても、選挙違反は当たり前、どうせ選管は何もしないから、っていうのが一般常識になってしまってるのは悲しいですね。

  • 過疎化が進む故郷を復活させるため、市長選に立候補することになったアゲハ。
    裏公約をしたことで、男ばかりの後援会に火が付いた。
    ところが、ライバルたちのあり得ない反撃で、静かな町は狂乱へ突入する。
    驚愕の公選法違反、まさかの再選挙をのりこえて、梅の里を守るため、アゲハは故郷の市長になれるのか?
    嫁不足、高齢者との絆、産業振興、そしてアゲハの恋の行方…
    混乱の選挙戦をとおして、アゲハが見つけた答えとは?

  • うーん、まるでもしドラを読んでるかのような。キャバ嬢、という仕込みがあるがゆえに、ストーリーを深掘りできず。。。

  •  選挙を題材にしている割に、身の回りの人間関係で世界が完結していて浅く感じた。ライトに読むなら良し。

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著者プロフィール

1985年宮城県生まれ、東京農業大学卒業。大学図書館司書をしながら執筆活動を行い、2014年「神さまのいる書店 まほろばの夏」で第二回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉を受賞しデビュー。
著書は『後宮妖幻想奇譚 鳳凰の巫女は時を舞う』(双葉社)、『リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった』(SBクリエイティブ)、『食いしんぼう魔女の優しい時間』(光文社)など多数。

「2022年 『陰陽師学園 ~式神と因縁の交錯~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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