花歌は、うたう

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著者 : 小路幸也
  • 河出書房新社 (2017年10月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309026121

花歌は、うたうの感想・レビュー・書評

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  • ★3.5

    幼馴染の勧めで歌をうたうことに真剣に向き合い始めた花歌・17歳は、
    父親譲りの天才的な音楽の才能を花開かせていく。
    そんな中、父・ハルオの目撃情報が届きー。
    天才的ミュージシャンだった父の失踪から9年。
    秘められた音楽の才能が花開くとき、止まっていた時が動き始めるー。

    やはり、人を見つめる目が優しい。
    やわらかな筆致で描かれていた。
    登場人物が皆、良い人ばかり。
    ちょっと上手く行き過ぎってのもありますが、
    それが小路さんですよね(笑)
    とても気持ち良く読めました。
    いつも猫ちゃんか登場するのもほんわかしました。
    何処か東京バンドワゴンシリーズを思い出させられました。

    花歌の祖母であるうたは、いわゆる「お妾さん」だった自分の事を
    「あたしは自分の人生に対して一度だって顔を下に向けた事はなかった」
    と言い切る潔さが素晴らしい。
    文中に登場するうたさんの言葉の数々が胸に響きました。
    うたさんかっこ良過ぎ(*´▽`*)
    この物語をピリリと締めてくれていました。

  • 出てくる誰もが魅力的。
    余白が多くてもどかしいとこもあるけど
    そこがまたいいんだな。
    何気に出てきた「LOVEだねぇ」に笑った。

    【図書館・初読・12月24日読了】

  • 面白い小説というのは分かり易い事、と僕は思っています。
    でも、その先はその作家さん独特の個性があったりジャンルがあるのです。
    小路幸也は似たようなジャンルで、もうそれこそ粗製乱造の一歩手前くらいの勢いで小説作品を発表しています。
    でもそれが一々全部面白い。
    今回のも面白い。
    少なくとも音楽の好きな、そして人前で自分で楽器を演奏して歌ったりしている人にはめっちゃ面白い作品なのです。
    ほらそこの、自分のライブの事ばかり考えてる貴方、たまには本でも読んでみたらどうだい!
    そして主人公JKののっけのYouTube動画のタイトルは「ごあいさつ」。
    これわ作者の小路幸也がそういう人だと言うことです。
    いやはやとても嬉しいです(^o^)

  • 良かった!音楽が流れてる気がした。
    才能のある高校生の女の子が仲間と歌を作りあげていく。
    やはり才能のある父親は行方不明。
    父親にその歌声は届くのか?
    祖母、母、友人、ご近所の人々。
    小路さんらしく、家族とご近所の物語でもあった。

  • どこかで読んだような?と思ったら、お父さんのキャラがバンドワゴンと似てた

  • 花歌ちゃん、かわいい。
    それに、友人のむっちゃんにリョーチも大好き。
    うたおばあちゃんに花おかあさんも。
    そんな感じに魅力的な人がたくさん出てくるのに、1番だめだめなのが、ハルオ。
    失踪した理由がぴんとこないのは、私がクリエイティブな人間でないからなのか。おまけに、失踪後9年で、直近2年のことしか明らかになっていない。むむぅ。
    でも、花歌ちゃんたちの明るい未来を思ってほっこりするので、読後感はいい。

  • 2017/11/20(月曜日)

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