人の昏れ方

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 32
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309026237

感想・レビュー・書評

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  • 断念の感覚の漂着点『人の昏れ方』 | レビュー | Book Bang -ブックバン-(文藝2018年春号 掲載)
    https://www.bookbang.jp/review/article/546093

    人の昏れ方 | ダ・ヴィンチWeb
    https://ddnavi.com/book/4309026230/

    人の昏れ方 :中原 清一郎|河出書房新社
    https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309026237/

  • とても良かったです。
    さすが元記者という作品でした。
    人生を春夏秋冬のように四つにして、四編で成り立っています。どれも良い作品でした。
    一つ目の主人公の父の満洲の話と三つ目のコソボ紛争を書いたものが良かったです。
    二つ目と四つ目は虫が出てくるのでそれが私はダメでした。内容はどちらも良いのですが…。

  • 人は死に抗えず、それでも川を遡る鮭の大群のように 理由もわからないまま蠢いていく 私その流れから、外れてしまったのだろうか

  •  同著者の「地震と社会(上)」「震災と原発 国家の過ち」「3.11 複合被災」「「伝わる文章」が書ける作文の技術」に続いて図書館で借りた。
     実は書名にも惹かれて著者の小説を借りることにした。「悲歌」「生命の一閃」「消えたダークマン」「邂逅」のそれぞれの章で主人公とともにひとの人生の悲哀を体験する。同時に、主人公の季節(青春、朱夏、白秋、玄冬)を体験することになる。

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著者プロフィール

1953年生まれ。76年東大在学中に外岡秀俊名義で書いた『北帰行』で、文藝賞受賞。現在、「外岡秀俊」名でジャーナリストとしても活躍。著書に小説『カノン』のほか、『3・11 複合被災』など多数。

「2017年 『人の昏れ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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