老いのたしなみ

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309029016

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  • TPOと言うと、物事を実行する際に、T(Time=時間)、P(Place=場所)、O(
    Occasion=場合)を考慮することが大切
    何もしなければ、何も起こらない、やらないで後悔するより、やって後悔するほうがいい
    やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ。話し合い耳を傾け承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば人は実らず
    急激に寒冷に晒されれば血圧は急上昇するので、脳卒中や狭心症、心筋梗塞や不整脈などが発症するリスクが高くなる。
    最も強い者が生き残るものではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない、唯一生き残るのは、変化できる者である。

  •  ①動け、さらば救われん ②やるべきことがあるという自覚 ③やらないで後悔するより、やって後悔するほうがいい ④老いは薄めに、感動は濃いめに ⑤見栄の妙味(高齢者は老練な名優)⑥感謝の気持ちで物事を見る ⑦唯一生き残るのは、変化できる者である。 石川恭三(1936年生まれ)「老いのたしなみ」、2020.7発行。

  • 84歳、現役名医による「老いのたしなみ」五箇条。「孤独は冒険の時間」「動け、さらば救われん」等、心がけと身体の効用が満載【目次】第1章 孤独は冒険の時間(昔取った杵柄で、また餅をつこう―古いものに手を加えて、人生の輝きを再び;老いは薄めに、感動は濃いめに―高齢者の暗さ払拭のためのTPO ほか)
    第2章 動け、さらば救われん(バランスのいい生き方―引きこもり生活の悪循環;「間」は人生の要―和やかな人間関係を築く絶妙な「間」 ほか)
    第3章 「和顔愛語」を身につける(支える力でありたい―「和顔愛語」を身につける;老いの目力―口に出しては言えない思いを込める ほか)
    第4章 老いの覚悟(長寿の味方、楽観ハート―「くよくよ考えないこと」でストレスから解放;還暦のころ―定年後の上手な年のとり方 ほか)

  • エッセイ。

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著者プロフィール

1936年東京生れ。慶應義塾大学医学部大学院修了後、ジョージタウン大学留学。杏林大学名誉教授。日本屈指の名医。著書に『一読、十笑、百吸、千字、万歩』『老いのトリセツ』『老いのたしなみ』等多数。

「2022年 『老いて今日も上機嫌!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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