裸のランチ

  • 河出書房新社
3.25
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本棚登録 : 224
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309201856

作品紹介・あらすじ

麻薬と性倒錯の世界を描く現代アメリカ文学の古典。

感想・レビュー・書評

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  • タイプした紙をバラバラに刻んでランダムにつなげるカットアップ技法と紙を折って重なった部分を使うというフォールドイン技法を用いた作品。
    断片的なイメージが浮かび上がるだけでストーリー自体は全く理解できなかった。
    人体の蛋白質を液状化し人類を一人の人間にしてしまおうという液化主義者がいたり自分のコピーを生み出して殺し合いを演じようとする分裂主義者がいたり著者が急に狂ったりするし…
    想像力と感性を働かせて読むと、幻覚の中にいるような気分になれるよ。

  • 再読。

    やっぱりこれは、心と時間に余裕があるときに読みたいね。

  • 以前読んだときには何が何やら、という感じでした。
    また読みたい。

  • ストーリーもクソも皆無。でも、その中に忘れられない一文やメッセージがある。数年経って本を開き、そんな忘れられない一文を探すも、全く出てこない不思議な本。

  • 彼氏に振られて小指を詰めたり
    ウィリアムテルごっこでうっかり妻を射殺しちゃったりと
    伝説だらけのジャンキーおじいちゃんことバロウズさんの代表作


    二十世紀最大の奇書だとか
    カットアップ手法の先駆者だとか
    ビートニク文化の御大だとか
    いろいろなラベルが貼られがちな方ですが
    何よりも作品以上に作者自体が世の中から求められているというこの人特有の評価が一番面白いと思います
    創作物と呼ぶには自己投影の割合が酷く多い作風でもって
    この人が書くからこそ本にも価値が生まれる、という
    なんだか捻れた感覚がでも嫌いではないです

    本自体は本として破綻しているので
    ひたすらに読みにくく一読では理解しきれませんでした
    なのでわたしは映画の方が好きですベンウェイ!

  • 読み切る前に次いってしまったが一応
    今はカメラの本しこしこやねん

    らもさんが影響受けたっていうから

  • なんか、癖になる。
    シュールすぎる。
    最高すぎる。最初わからんかったけど。えげつないし、、、
    「インターゾーン」が最高傑作。

  • 何回挑戦しても、すぐに挫折。 いききってます。 なので、逆に満点でお願いしますっ!

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著者プロフィール

ミズーリ州生まれ。1952年にデビュー作『ジャンキー』発表。1959年発表の『裸のランチ』が大きな話題となる。妻殺し、ドラッグ漬け、バイセクシュアルなど、様々な顔を持ち、多くのアーティストに影響を与えた。

「2010年 『麻薬書簡 再現版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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