憑かれた鏡 エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 260
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309204659

感想・レビュー・書評

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  • 宮若図書館

  • 怖い話を読みなれているせいか、オーソドックスな怪談が多い気がした。
    「八月の炎暑」と「古代文字の秘法」が良かった。
    翻訳がよくて読みやすいです。
    図書館で借りた本。

  • ゴーリー選の怪談集。
    他の人のホラー選集にも含まれていた猿の手、と信号手、は両方ゾッとするお話。ディケンズや、ネズビットなど著名な作家も怪談を書いていたのだなあと思う。

  • 「幽霊屋敷」や「亡霊」や「死者の復讐」などあちこちで語りつくされてきたようなフォームですが、有名作家の作品+ゴーリーさんの編集の素晴らしさで、ひとつひとつの短編が極上のものに思えます。訳文もとても読みやすく、すんなりと蝋燭の影や部屋の隅の闇という世界に入れます。
    あと2編でこの本を閉じることになります。読み終えたときにどうなるのか…。怪談が12編で終わっているのが気になります。本に載っていない表題の「憑かれた鏡」が不吉な数13編目のお話なのでしょうか!!?
    追記:読了した!…一番面白かったのは「八月の炎暑」。次は「古代文字の秘法」。

  • タイトル通り、エドワード・ゴーリーが選んだ12の話がおさめられているが、「憑かれた鏡」という題の話はない(笑)。
    オーソドックスな設定のものから、結末がぼかされたもの、他で既読だったものまでいろいろあったが、読んでいる間、気味の悪さは十分に伝わってきた。

    <収録作家>
    A・ブラックウッド、W・F・ハーヴィ、C・ディケンズ、L・P・ハートリー、R・H・モールデン、R・L・スティーヴンスン、E・ネズビット、B・ストーカー、T・フッド、W・W・ジェイコブズ、W・コリンズ、M・R・ジェイムズ

  • 図書館
    短編集。うーん…あんまり怖くなかった…な。

  • 絵本作家エドワード・ゴーリーのお気に入りだった
    ホラー小説6編が収録されています。

    各お話しの前にはゴーリー作の表紙絵付き!

    『幽霊の影』『猿の手』は以前にも何処かで読みましたが
    やっぱり面白い!!
    色んなトコロで見掛けるだけのコトはある。

    このお話しの中では『信号手』が好きでしたww

    海外のお話しばかりなので
    異文化を感じるコトも出来ました。

  •  図書館から借りました

     ホラー。短編集。
     作者はばらばら。
     プラム・ストーカー等、有名どころいるので、ホラー好きは一読の価値あり。
     ゴーリーが各話の扉絵を描いている。線の細い、あの緻密な緊密な、神経質な絵。

     巧いなーと思ったのは「八月の炎暑」の終わり方。絵描きはもう殺されるしかないのだ。読者にはもうわかりきっていて、そこで終わる。
     「猿の手」はよくしられた話の筋。
     「空き家」より「判事の家」の方が怖い。絵もそう。

  • 読了:2010/11/17 図書館

  • 怪奇小説ってのはミステリーと違って、「落ち」がすごくなくても楽しく読めることがわかったよ!

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