赤いクリップで家を手に入れた男----ネット版わらしべ長者ものがたり
- 河出書房新社 (2009年1月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309205168
作品紹介・あらすじ
赤いクリップを何かと交換して欲しいと物々交換セクションに広告を出したことから始まる、インターネット版わらしべ長者。クリップから家に換えるまでの「物々交換の旅」がついに本に。
感想・レビュー・書評
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ロジカルブランディングさんで紹介されていて興味を持った本。
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[墨田図書館]
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赤いクリップ1個で巡り巡って一軒家を手に入れられるだなんて、なーんて運のいい人なんでしょ!
と言ってしまえばそれまでなんだけど、本人も周囲の人たちも楽しんでやってるのがいいな。なにより本人はきっちりしたポリシーをもってやってて、そういうのも好感度高いし。
日本で同じことを始めたら・・・どうだろ。現代版わらしべ長者は今の日本じゃムリそうな気がするなあ・・・ -
現代のネット版わらしべ長者の物語。
スタートはありふれた赤いクリップ。それを自身のブログに紹介して、物々交換相手を募集。交換を繰り返して、家を手に入れようとする、著者カイル・マクドナルドの冒険が始まった。やがて、彼の冒険は全世界が注目することになる。
この物々交換に対して、彼はしっかりとしたポリシーを持っていた。それは交換品を本当に欲しいと思っている人に直接会って、手渡しで交換すること。そのポリシーを注目を浴びても、どんな大物有名人と対応しても、変えなかったのが凄いところ。
そんな彼の誠実さと、明るさで拡がっていくネットワーク。こうして、多くの人から注目と信用を得ながら、彼はクリップからついに家を手に入れる。しかも、家よりももっと大事なモノまで同時に手に入れてしまうというオチつき。
とにかくやってみること。ネットや電話じゃなくて、実際に人に会ってみること。そして、常に明るいこと。大人になって忘れてしまったことを思い出させてくれた。
ちなみに彼のブログでは手に入れた自宅の交換相手を募集している。 -
読んでると自分もチャレンジしてみたくなる。
わらしべ長者かぁ。
こういうメディアの取り上げ方って、日本ではなかなかなさそうだし、結構ノリの良さって必要。
なーんて良いながら、HPもチェックしちゃったりして。
2009.4.12〜4.13読了 -
・行動力すげええええええええ
やっぱ何か達成するためには行動しないとダメなんだよなぁ
・ネットの力と人と人のふれあい