ブロの道: 氷三部作1 (氷三部作 1)

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制作 : Vladimir Sorokin  松下 隆志 
  • 河出書房新社 (2015年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309206868

ブロの道: 氷三部作1 (氷三部作 1)の感想・レビュー・書評

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  • 革命で語り手の家族が死にまた散り散りになるまでと、なってからの飛躍がすごかった。
    幼年時代は表現がユーモラスで楽しめたが、それ以後の奇想天外な展開は、設定を演繹することに忙しくてちょっと退屈だった。

  • 読むのに数ヶ月かかった。
    第二部『氷』を読んでからなので、話の大筋みたいなものは知っているのですが、最初の人間『ブロ』がどのように目覚めるかまでは面白かったものの、その後の仲間集めは第二部と同じで退屈な感は否めない。(ここで読むのが躓いた)
    ただ、主人公(ブロ)の視界が変化してからの描写・文体の変化は大変面白かったので、もっとそちらに分量を割いてくれれば良かったのになあと思ってしまう。
    第三部は間を空けずに読みたい…できれば。

  • 心臓(こころ)で語った結果、23000の原初の光に戻ってしまう。
    後半における天丼と個々人の差異が認識できなくなったことによる展開加速文体が見事。

  • 【選書者コメント】著者のソローキンは早稲田大学で講演したとき「あなたの作品には人のクローンがよく出てくるがなぜか」という質問に対し「みなさんは自分のドッペルゲンガーとかみないのですか」と聞き、静まり返った観衆をみて「日本人はみな精神的に健康らしい」と答えていました。すごいなあと思いました。
    [請求記号]9800:235:1

  • 前作(『氷』)ほどグロくなくてよかった。というかこの文体に慣れたか?ああ、そうですか、最終作も読みましょ、って感じ。

  • ツングース隕石探検隊に参加した青年が巨大な氷を発見し、真の名「ブロ」と「原初の光」による創造の秘密を知る。20世紀ロシアの戦争と革命を生きた最初の覚醒者をめぐる始まりの物語。

  • ソローキンの大作『氷三部作』の第1部。尚、邦訳は執筆順に刊行されていて、第2部→第1部→第3部と続く。
    本作は既刊である第2部よりも時系列としては前に当たり、主人公である『ブロ』の生涯とともにストーリーが進む。作中で流れる時間の割にページ数は少なく、テンポとしてはかなり速い。展開がスピーディなソローキンの長編の中でも慌ただしい方ではないだろうか。
    作中でモチーフになっているツングース大爆発については、他のSF作品でも様々な解釈が試みられており、巻末の解説では他作品についても言及がある。読み比べてみるのも面白そうだ。

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