出島の千の秋 上

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 84
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309206882

感想・レビュー・書評

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  • 面白いのかよくわからなくて、(下巻は)ないな、と思っていたが、最後でひっぱる。クソウ。長崎の出島でオランダ人が在中して、貿易してるけど、真面目にやってたら何にもうまい汁吸えないから、両方で通訳ごまかし、色々ごまかし。イギリス人が書いてて、特に変な表記も感じなく、よく出来た本だけど。沢山人が出てきてあんまり区別できない。顔に火傷あるいい所のお嬢様が医学の道に進もうと奮闘していたが、寺に売られてしまった。そこで異常な出来事が起きていて、日々脱走を考える。他の尼達は快諾され、身籠らされ、そのことで階級が上がる。

  • 織斗パートは頗る読みやすくてワクワクするのに、ヤコブパートの読みにくさときたら……!
    わざわざ翻訳そのままにして海外感出しているのかと思ってしまう読みにくさ。
    なぜ文末がすべて現在形なの。
    なんかもったいないと思った。
    冒頭にひかれて二冊ハードで買ったものの、ヤコブパートで一年以上放置してしまったから。
    脳内で文末やその他表現を自分で改編しながら読んでも疲れるばかりで、ひとまず会話文だけさらさら追いかけると進むようになる。
    原作は、織斗パートは初めから日本語でかいているのかと思うこの違いはいったい。

  • 藍場川織斗は医者の娘で産婆。顔に火傷の痕がある。出島で医者のヤコブに師事していて、たくさんの外科手術やお産など経験していた。中盤過ぎから急展開になり、織斗は父の借金の代わりに不知火寺に比丘尼として入山するはめに。そこの尼は奇形の女ばかりいて謎が満載。

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著者プロフィール

1969年イギリス生まれ。英語圏で最も注目されている作家の一人。本作のほか、おもな長篇に『ナンバー9ドリーム』『ブラック・スワン・グリーン』『ヤコブ・デ・ゾートの千の秋』など。

「2015年 『出島の千の秋 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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