明治・大正家庭史年表―1868→1925

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309223612

作品紹介・あらすじ

明治元年から大正14年までの58年間にわたる家庭生活の記録を取り扱った年表。本文年表のジャンルは衣食住、家計・健康・教育、文化・レジャー、社会・交通・一般の4つに分類。各年の理解を広げるためにその年を代表するエピソードと数表を中心としたデータ、さらに流行、流行語・流行歌を掲載。巻末にエピソード一覧、データ一覧、資料出典一覧、図版出典一覧を載せる。五十音順索引を付す。

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいるだけでとても面白いです。こんな時代にこんなものが流行ったのか、など、とにかく手元において何度も見返したい本です。
    いつか「昭和・平成家庭史年表」とセットで手に入れたいなあと思っています。

  • 淡々と年表があるだけですが、なかなか面白いニュースが多く、ニヤっとします。明治17年、清水次郎長が賭博罪で有罪・懲役7年、27年6月の日清戦争直前の死傷者179名を出した安政以来の東京大地震、30年2月三井守之助と住友吉左衛門の妹の結婚・・・また印象に残ったのは明治から大正にかけて、毎月のように大火(1000戸を超え、町が壊滅するような規模)があることです。流石に大正になると減りますが、明治時代には社会不安も大きかったのでは、と思うとともに、保険会社の経営としては厳しい時代だっただろうと思いました。読んで面白く、引いて面白く、ぼんやり読んでも楽しめます。

  • 様々な出来事が、一般風俗を中心に年表として記述されている。
    値段や写真なども、多数掲載されており(絵描きには使えないが)、これ一冊で千冊以上の資料が使われているという凄い本である。

  • 生活様式から「歴史」を見るという視点が斬新な歴史書。これもお金があればほしい1冊です。

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著者プロフィール

1042年福岡県生まれ。性風俗史研究家。早稲田大学卒業後、「週刊サンケイ」編集部勤務などをへて現在に至る。主な著書に「エロティック日本史」「日本残酷写真史」「盆踊り 乱交の民俗学」など多数。

「2020年 『性風俗50年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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