- Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309225777
作品紹介・あらすじ
中国、日本、欧米と渡り合った小国の波乱の歴史と、沖縄独特の信仰、風俗、ライフスタイルなど…、沖縄の歴史と、王家・庶民の生活・文化まで。
感想・レビュー・書評
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入門書としては非常におもしろかったです
近世の苦労の部分ももう少し知りたかったです -
浦添市美術館に「琉球八景」がある。
『物書きは恥かきである。恥をかかない物書きはいない。』 -
琉球王国の基礎知識みたいな本。どちらかというと、琉球王朝の華やかな部分を中心に記載されているので、首里城などを観光する時のガイドブックの副読本としては良い。
本来ならば、こういう華やかな部分に対する「影」もあるはずで、そういった部分についても記載があると良いとは思うが、そうするとガイドブック的な感じではなくなって観光客が減ってしまう(?)
まぁ、楽しい沖縄、美しい沖縄を観光したい人にはお勧め。
島津侵攻、琉球処分などの影の部分や、人頭税などの負の部分は、さらに興味がある人には知って欲しいと思う。 -
江戸時代、日本が「鎖国」していたと習った学生はどれほどいただろう。
だが近年ではその説も薄れ、あらゆる国々と交流、物流を行っていた事が明らかになっている。
その中の1つに、琉球王国がある。
これまであまり学校の世界史でも、日本史でも取り上げられることが少なかったこの国の政治機構、貿易、風俗を
読みやすく解説したものが本著。著者はドラマ「テンペスト」や沖縄特集番組が好きである人何度か見た事があるかもしれない。
文面は専門書特有の堅いものではなく、口語に近いため読み物としても基礎的な資料としても使える。
同著者で、児童書で著名な福音館書店刊の「琉球という国があった」(たくさんふしぎ 5月号)はこれよりもへ平易かつ
時代がやや手前になるので、併せて読むとよりイメージが沸く。 -
琉球史の入門書としてとっても分かりやすい本だと思います。