ユング心理学と現代の危機

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309230634

作品紹介・あらすじ

現代の若者には「目標」がない?!しかし現代社会が「目標」として信奉する科学と経済の発展は、環境破壊、生殖異常、心の荒廃など、多くの「危機」をもたらしている。若者たちの行動は、むしろ健全な反応ではないか。ユング心理学と東洋思想からみつめる「心」の崩壊と現代の危機。

感想・レビュー・書評

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  • 合理主義、個人主義により我々の体はもはや限界に来ているのではないか。(自殺者の増加やうつ病、精神病)
    この現代を生きるためにユングは東洋に目を向けている。フロイトの思想と比較して読みたい本。

  • 分類=心理学・ユング。01年9月。

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著者プロフィール

925年福岡生まれ。東京大学文学部、経済学部卒。東京大学文学部助手を経て、山梨大学教授、大阪大学教授、筑波大学教授、桜美林大学教授を歴任。79年度インドネシア大学客員教授、87年、北京日本学センター客員教授。91年人体科学会を創設。主な著書に『近代日本の哲学と実在思想』『日本人の宗教意識』『ユングとキリスト教』『身体論』など多数。

「2013年 『湯浅泰雄全集 補巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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