笑う親鸞 ---楽しい念仏、歌う説教

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309230870

作品紹介・あらすじ

いきつくところは「笑い」。親鸞が浄土の教えを津々浦々に広めようと始めた念仏、和讃、そして説教…その現在に立ち会い、新しい法要造りに参加した著者が、現代の心の置き所を親鸞に見出す魂の旅。

感想・レビュー・書評

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  • 慶応義塾大学で「日本伝統音楽」を講じることになったことをきっかけに、節談説教に出会い、5年のフィールドワークを経て、親鸞聖人750回大遠忌法要に、雅楽伴奏による「清浄楽法要」を新たに作り上げた、そのドキュメント。

    お寺の建築そのものが、あたかも楽器のように音を響かせるよう工夫して造られていること、そこで語られる言葉(音)が聴くものに届くことが目指されていると知って興味深かった。

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著者プロフィール

1965年生まれ。作曲家=指揮者。ベルリン・ラオムムジーク・コレギウム芸術監督。
東京大学大学院物理学専攻修士課程、同総合文化研究科博士課程修了。第一回出光音楽賞ほか受賞。東京大学大学院情報学環・作曲=指揮・情報詩学研究室准教授。『さよなら、サイレント・ネイビー』(集英社)で第4回開高健ノンフィクション賞受賞。

「2009年 『ルワンダ・ワンダフル!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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