ドゥルーズ横断

制作 : 宇野 邦一 
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 19
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309241524

作品紹介・あらすじ

内外の精鉛を結集した実践的なドゥルーズ読解のための決定版、ドゥルーズの思考を横断し、その思考とともに世界を横断する。

感想・レビュー・書評

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  • 謙遜ではなく、本当に理解出来るところだけを摘み読みした程度の読書である。だが、丹生谷貴志の論考が個人的に響いた。なるほど、D&Gに真面目に寄り添い論考を重ねる他の論者の文章と比べれば、丹生谷の論考は個人的実存と苦悩に傾き過ぎている。これでは殆ど文学だ、と書けば侮辱も過ぎるか? だが、私自身どうしようもなく苦しかった時に読んだので、理由もなく生きていることの後ろめたさ、男であることの悲しさを慰撫されたように感じられた。そして、それこそ哲学を読むということの意味(のひとつ)ではないだろうか。丹生谷を読むつもり

  • ペリクレスとヴェルディ(p7-27)が収録されている。非常にお勧め。

    ●ペリクレスとヴェルディ

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    内外の精鉛を結集した実践的なドゥルーズ読解のための決定版、ドゥルーズの思考を横断し、その思考とともに世界を横断する。


    内容(「MARC」データベースより)
    「ドゥルーズ横断」とは、ドゥルーズの思考を横断し、ドゥルーズの思考に横断され、その思考とともに世界を横断すること…。ドゥルーズの絵画論、文学論などを主題にして、その思考を日本語に受肉させる試みの書。*
    目次
    ペリクレスとヴェルディ―フランソワ・シャトレの哲学
    『千のプラトー』について
    「言語の存在論的基礎」について
    操り人形の声―ドゥルーズ・ガタリの明るさと暗さ
    造成居住区の午後へ
    感覚のブロック
    一九六九年出会う―ドゥルーズの文学論をめぐって
    子供の情景―痛み・これ・リトルネロ
    見えないもののエコロジー〔ほか〕

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著者プロフィール

(Gilles Deleuze)
1925年生まれ。哲学者。主な著書に、『経験論と主体性:ヒュームにおける人間的自然についての試論』『ベルクソニズム』『ニーチェと哲学』『カントの批判哲学』『スピノザと表現の問題』『意味の論理学』『差異と反復』『ザッヘル゠マゾッホ紹介:冷淡なものと残酷なもの』『フーコー』『襞:ライプニッツとバロック』『フランシス・ベーコン:感覚の論理学』『シネマ1・2』『批評と臨床』など。フェリックス・ガタリとの共著に、『アンチ・オイディプス』『カフカ:マイナー文学のために』『千のプラトー』『哲学とは何か』など。1995年死去。

「2021年 『プルーストとシーニュ〈新訳〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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