- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309241524
作品紹介・あらすじ
内外の精鉛を結集した実践的なドゥルーズ読解のための決定版、ドゥルーズの思考を横断し、その思考とともに世界を横断する。
感想・レビュー・書評
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謙遜ではなく、本当に理解出来るところだけを摘み読みした程度の読書である。だが、丹生谷貴志の論考が個人的に響いた。なるほど、D&Gに真面目に寄り添い論考を重ねる他の論者の文章と比べれば、丹生谷の論考は個人的実存と苦悩に傾き過ぎている。これでは殆ど文学だ、と書けば侮辱も過ぎるか? だが、私自身どうしようもなく苦しかった時に読んだので、理由もなく生きていることの後ろめたさ、男であることの悲しさを慰撫されたように感じられた。そして、それこそ哲学を読むということの意味(のひとつ)ではないだろうか。丹生谷を読むつもり
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ペリクレスとヴェルディ(p7-27)が収録されている。非常にお勧め。
●ペリクレスとヴェルディ
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内容(「BOOK」データベースより)
内外の精鉛を結集した実践的なドゥルーズ読解のための決定版、ドゥルーズの思考を横断し、その思考とともに世界を横断する。
内容(「MARC」データベースより)
「ドゥルーズ横断」とは、ドゥルーズの思考を横断し、ドゥルーズの思考に横断され、その思考とともに世界を横断すること…。ドゥルーズの絵画論、文学論などを主題にして、その思考を日本語に受肉させる試みの書。*
目次
ペリクレスとヴェルディ―フランソワ・シャトレの哲学
『千のプラトー』について
「言語の存在論的基礎」について
操り人形の声―ドゥルーズ・ガタリの明るさと暗さ
造成居住区の午後へ
感覚のブロック
一九六九年出会う―ドゥルーズの文学論をめぐって
子供の情景―痛み・これ・リトルネロ
見えないもののエコロジー〔ほか〕