イデオロギーの崇高な対象

  • 河出書房新社
3.59
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本棚登録 : 132
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309242330

作品紹介・あらすじ

ラカンの綿密な読解を通して明らかにされた、フロイトの「夢」とマルクスの「貨幣」の根源、徹底的に象徴化に抗う「現実的なるもの」の全貌。

感想・レビュー・書評

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  • ジジェクの本の中では分かりやすい方。自分の問題意識と重なる所が多かった。

  • ジジェクの文章はいつもながら軽快で、エンターテイメント性に満ちている。彼は常にサプライズを提供してくれるので、読者は本を読む楽しみを満喫することが出来るだろう。
    ただし、あまりにも軽快なだけに、その新鮮な指摘がどこまで正当なものかと考え始めると、やや疑わしい気すら起きてくる。
    ジジェクの思考はラカン解釈からヒントを得てきているのだが、そのラカン解釈もどこまで正しいのか、若干不安を覚える。私自身がラカンをすっかり理解できていないので、何とも言えない。
    ということで留保をつけざるを得ないが、この本はマルクス経済学を擁護している部分が、特におもしろかった。
    自分はもうちょっとラカンを理解したい。

  •  ラカン入門書。ラカンがとても分かりやすく書かれてあった。が、ヘーゲルのところがいまいちよくわからなかった。
     非常に読み応えがあった。
     2008.11.25-(30)-12.2.

  • 主体の問題に興味のある方、どうぞ。

  • ほんとは「ヒッチコックによるラカン」もレビューしたいのですがそちらはすでに絶版でした。いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのラカン派精神分析学者、スラヴォイジジェク。斬新で明解な切り口に目からウロコ。ポップカルチャーにもおもしろい解釈を加えています。大学のゼミ面接でダメダメ気味だったけど「最近読んだ本は?」って聞かれてジジェクって答えただけで合格できました。さんきゅージジェク

  • 最近刊行されるジジェク本は全くチェックできてないのですが、これを最初に読んだときは衝撃でした。

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