常に本をバックに忍び込ませ、例え数分でも・・・と読み続けている本。実は今3冊目を読んでいるところですが、やっと書評を書く時間が出来たようです。
本は良いねえ!・・実に幸せな気分になれます(^^♪。
今回の書評は植西聰さんの「下手な人生論より イソップ物語」です(^^♪。
皆さんも”イソップ物語”ご存知ですね、はるか昔から、世界で最も親しまれてきた、動物を登場人物に仕立てた物語です。
紀元前600年ごろギリシャの国を牛耳っていた独裁者の圧政の中では、言論の自由が許されなかったのでしょう、イソップ(奴隷のアイソーポス)なる人物が、政治や社会情勢の風刺を動物に例えて主張したのがイソップ物語の誕生につながっていったとされています。
本の内容と致しましては、全ての物語を想念と潜在意識の2点に結び付けていらっしゃいます。
この手の本はどうしてもある一つのテーマに結び付けて完結しようとしていらっしゃいますので、何箇所か「少し強引かな・・?」と思うところがあるのも事実ですが、仰ろうとしている事は十分に分かります。
つまり想念が負であるか正であるかにより、自分の意識ではコントロール出来ない潜在意識に大きく影響されるから、どのような事でも正の想念に変えるようにすれば良いですよと言うことです。
6つの思考を書かれていらっしゃいますが、仏教の教えに近いように感じました。
実は先日、私のブログに書き込みをされた方の締めの言葉がスマイル・smileなのです。私はこちらの言葉にとても心を打たれました。
スマイルと言うちょっとした行動は、全ての事を明るく・楽しいものに変えてしまうのではないかと言うことです。
チャーリー・チャップリンの「smile」・・・矢張りあそこに落ち着くのだと、改めて考えさせられたわけなのです(^^♪。