親子が輝くモンテッソーリのメッセージ: 子育ち・子育てのカギ

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309244020

感想・レビュー・書評

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  • モンテッソーリのことは知っていても、実際どのような育児方なのか知らなかったため、読了。
    言葉ではなく、やってみせること、イヤイヤ期への対応の仕方、秩序感、子どもはお仕事が好き、環境を整えることの大事さなど、学ぶことが多かった一冊。
    他の本も読んで、違和感なく子どもに実践できるようになりたい。
    子どもが少し大きくなってからもう一度読んでもいい本。

  • モンテッソーリ教育の基本が分かりやすく説明されていて、これまで勉強した知識が整理できた◎

  • H28.1.14図書館で借りて。
    科学的にみた子どもへの関わり方、脳との発達との関係、敏感期、秩序感、大人が言葉ではなく見せること、手を使うこと、お手伝いなどとっても興味深く読んだ。子育てに取り入れたいと思うことばかり。他の本も読んでみたい。

  • メモ。
    秩序感: 1歳頃から3歳をピーク

    子供はそとでのびのびと、というのは大人の勝手な思い込みや願望。激しく動けばいいものではなく、興味を持ったことに静かに頭を働かせて集中することで、かえっていきいきするよう,。

    大事なのは、興味を持つ内容に心ゆくまで取り組めるかどうか。

    育ちの中の敏感期を捉えて、環境を整えて、その環境との交わり方を示してあげることが大人の責任である。

    環境を整えて、やり方をして見せる。

  • 何度かこの人の本を読んで、ようやくモンテッソーリの教育が少しずつわかってきた気がする。
    「自分でする!」その思いに敬意を払う。
    子供が使いやすい道具をそろえる、環境を整える(片づけやすい、取り出しやすいなど)。
    つまずくところには「して見せる」教育技術。必要不可欠の部分だけを取り出して、ゆっくり、はっきり、順序立てて行って見せる。黙ってする(言葉と動作を話す)。
    秩序感とは、子どもがいつもの順序、場所、人でないと不機嫌になる現象。
    感覚の敏感期、運動の敏感期→随意筋を調整
    集中してやると子どもが輝く
    遊びよりも仕事が好き

  • はじめて読んだモンテッソーリ教育の本。モンテッソーリは科学の視点から子育てを考えた人です。といっても頭でかっちな理論が書いてあるわけでもなく読みやすい内容です。

    個人的にこの本から大切だと思ったことは・・・
    ・子どもにものを教えるときは説明ではなく「目の前でゆっくり、してみせること。」
    ・子どもは「秩序感」というものを持っていて、ささいなことでも周りの状況(例えば家具の位置など)を変えてしまうと落ち着かない。

    モンテッソーリ教育は科学に支点をおいているだけに、現代の子育てとも隔たりが少なく、実践しやすいのかなと思いました。

  • 子どもは外で思いきり遊ばせてあげないと、という強い義務感を持っていました。この本の中にある、子どもは「遊び」より「仕事」が好き、というメッセージ、とても興味深く読みました。娘の姿を重ねてみると、あてはまることがたくさんあり、それならもっとこんなことも一緒にやってみたい、と意欲がわいてきました。本に登場する子どもたちのお話には、子どもの気持ちが強く伝わってきて、涙がでることも。わたしの信じたい子育てがここにありました。

  • モンテッソーリ教育関係の本で初めて読んだのがこれでした。
    先日読んだ「お母さんの『発見』」よりはこっちのほうが読みやすかった。
    「やり方」を「してみせる」ことの大切さなど、モンテッソーリ教育で言われていることって、久保田式で言われていることと通じるものがあるような気もする。

    この本を読んで「秩序感」という言葉に出会って、みにぐりの行動の意味が分かるようになりました。それからちょっと、余裕ができた・・・かな?でもあいかわらずガミガミ言ってるけど^^;

  • 理解しづらい行動が多い中で、この本に書いてある内容をみると自分にも余裕が出てくる。子供と過ごす時に子供の動きを客観的に見て成長を楽しむ助けになる。

  • 他のモンテ本を何冊か読んでいたので、特に目新しいことはなかった。
    モンテを知らない人にはわかりやすくていいかもしれないが、
    お仕事について詳しく書いてないので、他の本のほうがいいかも。

    自由保育の幼稚園とモンテ園と迷い始めていたので、フレーベルの
    理論に対してほんの少しだが言及があったのが良かった。

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著者プロフィール

相良敦子(さがら あつこ)
1959年生まれ。脚本家・作家。
学習院大学文学部史学科卒業。
制作現場を経て、NHKの脚本懸賞入賞を機にデビュー。
以後、テレビドラマを中心に、ラジオ、映画、舞台、小説、絵本と、幅広いジャンルで執筆している。
主なテレビドラマに、連続テレビ小説「ウェルかめ」、「バッテリー」、「七子と七生」、「昨日の敵は今日の友」、「シングルマザーズ」、「サイレント・プア」(以上NHK)など多数。

「2022年 『感動する、を考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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