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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309245454
感想・レビュー・書評
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読みやすい文章、読みにくい文章が入り混じる。後記によれば、手直しなどは一切なく、その時その時に掲載されたままの文章が載せられているとのこと。
分からないところもたくさんあったが、節々で納得できる部分がある。文章の後半での、畳み掛けるようなうったえには何回か胸が熱くなった。
「私のものであった筈のこの死を託す」という考えは、すごく自然に頭に入ってきた。死んだ後も変わらず世界があり続けることに対する希望。『生きてるものはいないのか』という映画を思い起こさせる。
佐々木中という人に惹かれている自分にとっては、なかなか面白い本だったかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何も終わらないこと知っている、ということを頭の片隅に置きつつ、一旦筆を置く、そのタイミングを考える。あまりに何も語らないままで一旦、というわけにもいかないし、語り尽くし繰り返し繰り返ししたあとで急に飽きが来たように一旦、ともいかないだろう。まあどちらにしろ、それらはまだまだ繰り返し繰り返し書かれ続けられねばならないことになっている、はずなのだから気にしなくてもよいのだが。
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対談や書評などの選集。こういう形でまとめてもらえるととても有難い。
自己啓発が司牧に基づいた統治性に他ならない、というのは面白い。