- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309247045
感想・レビュー・書評
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自分の身は自らで守る。現代は周囲が便利なものに囲まれてしまい、危険を察知する力が弱まっていると感じる。感覚を、センサーを研ぎ澄ます。
このような時代だからこそ、それぞれが必要な力だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ナルシスト、パラノイア、プレデターなど危険人物を類型化。
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うーん。内容にまとまりがなくて、「危ない人」の見分け方についての記述がなかったように思う。邦題がイマイチ??
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FBIプロファイラーが長年のプロファイリングをもとに教える「危ない人」の見わけ方が書かれている。危機にさらす前に回避できるように、自分で判定できるようにしておきましょうという本である。
ナルシスト、情緒不安、パラノイア、プレデターのタイプと複合タイプについて事例とチェックリストがまとめられている。なおDSM-Vとかも分類のベースになっていると思うが、分類は病名の分け方と異なっているのと、危ない人は統計量としてアノマリーなレベルなので、確率論的に危険でないと認知すると危ういという観点から統計データは載せていないそうである。 -
ひと目見てこれは危険な奴だ、とはいかないということは理解できた。実はひと目見て人を判断するのがプロファイリングだと思っていたので認識を改めたけれど、これでは実生活ではあまり役に立たないように思える。
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2016/09/02
ナルシストの定義?に驚き
DVとかも入るのか
やっぱスティーブジョブズて危険な人格に入るよね -
「危ない人」と言えば、最近コンビニに人質を取って立てこもった犯人(理由は、親に叱られて人生に嫌気がさして、何か大きなことをしようと思ったのが動機)、新幹線内で灯油をかぶって焼身自殺をした人、パリの特急電車で無差別殺人を侵そうとして運よく乗客として居合わせた軍人などによって取り押さえられた奴など浮かんでくるだけでかなりある。
長年、こういった「危ない人たち」と立ち向かってきて、苦い経験もしたことのある著者による今回の本。
危険な人物を次の4つに分類している。
1. ナルシシスト
2. 情緒不安定
3. パラノイア
4. プレデター(捕食者/略奪者)
どれをとっても危ない人物だが、これが社会にとってプラスに働く場合もあるので「危ない人」も使いようだ。例えば、アップルの創業者スティーブ・ジョブズは、気難しくて、社員に対して難しい注文を出して困らせたので有名だ。直接、関わった人にとっては幸せではなかっただろうが、iPhone、iPodやiPadを使っていてその恩恵にあずかっている人にとってはいなかったら困る存在だった。
社会に生きていれば、学校、会社、家庭に少なからずどれかのタイプの人はいる。犯罪に至らないまでのレベルでの「危ない人」が多いと言える。それでも中には臨界点に達してメルトダウンしてしまい、犯罪行為に走ってしまう人がいる。
この前の新幹線での焼身自殺を遂げた方に関しても、実行前の様子が何か人と違うというサインを出していたようなので、女性の「第六巻」あるいはそこまでいかなくても勘の鋭い人なら窮地を脱するチャンスはある。危険はどこに潜んでいるか分からない現代社会の闇。この本を参考にして危険とは無縁の人生を送りたいものだ。 -
あなたを苦しめる人間を遠ざけるのが、最高の護身術である! 人を平気で困らせ、傷つける人物に共通して見られる特徴とは何か? 元FBIプロファイラーが4種類の歪んだ人格を解説する。