増補新版 親子が輝くモンテッソーリのメッセージ: 子育ち・子育てのカギ

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 135
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309247335

感想・レビュー・書評

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  • とても良い本でした。
    モンテッソーリ教育の考え方がわかりやすく、また、実践しやすく綴られています。
    これまでの育児を振り返り、「そういうことだったのか」と腑に落ちたり、「そうすればよかったのか、そうしてあげたかったなぁ」とちょっと後悔したり、もっと早くに出会っていたら…と思わずにはいられない本です。
    時期は遅れてしまいましたが、これからでも出来ることは取り入れていきたいと思います。
    たくさんのお母さんに読んでほしい。

  • いろんなお母さんの事例が載ってて読みやすかった
    子どもの見方や自分の教え方、見守り方を改めて考えるきっかけとなった
    子どもという存在で大人だからってどこか上からな態度は改めたいと思った

  • まず思ったのは、これはどちらかではなく両親にちゃんとよんでほしいこと。
    自立ができない子が本当に増えた世の中、親が子ども慣れしていないことで親の価値観を押し付けてしまう家庭がとても多い。
    だから、個性もなくなり、自発性もなくなり、夢を持たず、将来何がしたいのかわからず、自己肯定感が低くなってしまう人が増えてしまう。

    子どもが興味あること、何かしたいと行動していることをしっかりと大人がキャッチアップし、サポートしてあげられる環境作りや意識づけが必要だと感じた。
    何度も読み返して、自分のしている行動言動を見直す習慣を身につけないといけないと思った。

  • 幼児期に「生命の法則」を無視した援助をしたり、努力を強いると、その無理が後になって心の病の原因になったり無気力や横暴な性格を生み、親の苦しみが果てしなく続く結果にもなりかねません。

    秩序の敏感期に、秩序に守られた子どもは、堅固な土台を持つ建築物のように安定した人格を築くことができる。

    「教えながら教えなさい」

    「おふくろの味」を知っている人は幸いです。

    日常生活の中で、下着や洋服を片づける場所を指定し、シールを貼ってあげて、子どもが自分で考えてシールに合わせて片づけることができるような、そんなささやかな工夫から初めてみましょう。

    大人の常識や社会の通念を基準に子育てをしていると、立派に育てなければならないと思う気負いが先立ち、未完成な子どもの行動を許容するゆとりを失います。社会通念や常識に基づくのではなく、子どもの生命の法則に基づいて子どもを理解し、援助する道を見出すと、いい子育てをしようという力みがなくなって、ゆとりが生まれてくるでしょう。

    開花していく人間の素晴らしさの前に額(ぬか)ずきます。

  • 分かりやすい。読みやすい

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著者プロフィール

相良敦子(さがら あつこ)
1959年生まれ。脚本家・作家。
学習院大学文学部史学科卒業。
制作現場を経て、NHKの脚本懸賞入賞を機にデビュー。
以後、テレビドラマを中心に、ラジオ、映画、舞台、小説、絵本と、幅広いジャンルで執筆している。
主なテレビドラマに、連続テレビ小説「ウェルかめ」、「バッテリー」、「七子と七生」、「昨日の敵は今日の友」、「シングルマザーズ」、「サイレント・プア」(以上NHK)など多数。

「2022年 『感動する、を考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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