- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309252179
作品紹介・あらすじ
複雑で優雅な動物の骨格を、高精度印刷で鮮やかに再現。写真資料としては前例のない約200点の現生脊椎動物を収録。由緒あるフランス国立自然史博物館などの収蔵標本を厳選。化石だけでは分からない進化論の体系的な最前線。さまざまな分野で利用が期待できる基本図書。
感想・レビュー・書評
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乳白色を想起させるモノクローム。
静寂で奥行きのある美しいもの達。
図鑑や学術資料というよりも、生き物の繊細な芯を暴いた写真集のような印象を受けた。
それぞれの動物たちの躍動感を、寧ろ筋肉が無いからこそ見えてくる形で味わえる。イッカクの見開き写真には神々しさすら感じました。 -
写真が綺麗.
死を彷彿とさせるホネに,いかに『良い見た目』と『情報』を盛り込むかという点に努力しているかが伝わってくる.
機能で分類しながら,数多の写真を纏め上げている.
本書をパラパラ見て『やられた!』と思った写真が2点.
サメとシーラカンスの全身骨格の写真である.
私は骨格標本作りを趣味としているので,写真の酷美はあれど,実は普通の魚〜ほ乳類の骨格写真は大して目新しさを感じないのだ.
しかし,サメは全身が軟骨でできており,乾燥と同時に非常に歪むので骨格標本が作りにくく,シーラカンスは言わずもがな個人レベルでは入手不可能である.
そんなわけで,特に目新しさを感じないと思った本書,良い意味で番狂わせをもたらしてくれたのであった.
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魅入る
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誕生日におねだりして買ってもらった本。骨格写真集。
この写真が非常に美しくて、乾いた骨の臭いが漂ってきそうな程
1ページ1ページの存在感が圧倒的なのです。
骨格標本の写真集でありながら、躍動感溢れる動物たちの姿。
肉が皮が毛が動きが、手に取るように浮かんで見える。
動物スキーで骨フェチな私の心を加速させる
あったらいいなを現実にしてくれた素晴らしい一冊。 -
写真の鮮明さと黒いインクの臭いがたまらない。
複数の動物の骨を一緒に写す演出が好き -
とても欲しい
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とにかく写真が良い。
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癒しと美を同時に吸収できる恐ろしい本。
中の論文もなかなか興味深い。
やっぱり良い画像が見たいよね!
やっぱり良い画像が見たいよね!
普及版も本屋で見ましたが、本の厚さの関係もあり、お値段は張りますがこちらの方が写真を見るという観点でいくとより...
普及版も本屋で見ましたが、本の厚さの関係もあり、お値段は張りますがこちらの方が写真を見るという観点でいくとより楽しめるように思います。
大きな写真でモノクロームの美しさに細部まで浸りたいかなーと。
ですよね。
こちらを図書館に予約して見てみます(予約数オーバーで届いた本を借りるまで頼めない)。
ですよね。
こちらを図書館に予約して見てみます(予約数オーバーで届いた本を借りるまで頼めない)。