この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

  • 621人登録
  • 3.72評価
    • (15)
    • (35)
    • (33)
    • (3)
    • (0)
  • 47レビュー
制作 : Lewis Dartnell  東郷 えりか 
  • 河出書房新社 (2015年6月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309253251

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジェイムズ・P・...
ホルヘ・ルイス ...
エリック・ブリニ...
スティーブン・ピ...
シーナ・アイエン...
ジャレド・ダイア...
リチャード・ドー...
エラ・フランシス...
サンキュータツオ
又吉 直樹
有効な右矢印 無効な右矢印

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかたの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 文明社会の崩壊。途方もないような話だ。例えば地球温暖化で、核戦争で、人とツバメだけが石化する謎の病で、文明が滅びてしまったら、そこから文明を再興するためにはどんな知識が必要なのだろうか。唆るぜこれは!
    週刊少年ジャンプで2017年現在連載中のマンガがどうも似ているなぁと、買ってから積んであった本を手にとって読み始めたら面白かった!コミックスによればどうも主要な参考文献のようで。そちらもカリ、鉄、ガラス、位置情報など、マンガとしての味付けをされて面白く読める。もしこちらを挫折した人がいたらそちらを読んでもよいかもしれない。
    内容は、世にあまねく科学知識の中から、文明崩壊後に必要と思われる知識から順に説明していく。高校科学の知識でもギリギリ、ギリギリ読めるかなぁ。身近な、でも何がどうなってできているのか知らないあれこれの科学的な由来が知れて、知的な満足感が得られる本。
    正直道具の仕組みを文章で語られてもいまいちピンと来なかったところはある。六分儀とか何がどうなっているのやらって感じもあったけど、わかる範囲で楽しめば良いのではないでしょうか!

  • 今まで勉強してきた専門科目の内容の意義を理解できる面白い本です。
    生物資源の学生だけでなく、機械システムの学生も楽しめます。

  • タイトル通りの本なのですが、個人向けマニュアルではなく、文明にとって重要な要素を復興させるためにどうするのか?を思考実験したものです。文明が発展してきた間の科学者の葛藤は全てすっ飛ばせるので、アカデミックかつ壮大な「たられば論」にもなっています。

    評価は高めにつけたのですが、正直中身は流し読みのところもチラホラ。製紙の方法とか水車の原理とか、読んでもどうにもならないと思ってしまうのです。
    だからこそ、ここまで幅広い分野にわたって文明の成り立ちを書ききったこと自体がただただ凄いと思うし、今の文明の積み重なりぶりってのも恐ろしいレベルだなぁと思うわけで。
    ※しかし、それにしてももうちょっと図解とか欲しかった。。

    最終章の冒頭にあった、「なぜ産業革命はヨーロッパで起きたのか?」というくだりは考えさせられました。

  • 本書でも引き合いに出されている映画『マッド・マックス』やコーマック・マッカーシー『ザ・ロード』に描かれたような大破局後の世界に生き延びてしまったとき、まずなすべきことは、破壊されずに残った図書館に行って本書を手にし、その後博物館へ行って人類の文明の歴史と人類が発明してきた数々の道具を見ることである。

    大破局後に大幅に減ってしまった人類がそれまでの文明を維持するのは至難の技で、その人口に見合った文明レベルまで後退せざるを得ない。
    科学技術の発展というのは人口に合わせ、段階的に積み上げられてゆくものだということが理解できた。

    それにしても私には、本書で取り上げられているような農業、天文、科学、化学や技術の知識がまるでないため、生き延びたとしても何の役にも立たない。大破局の際には確実に死んでおきたいものである。

  • 現代の文明がなんらかの形で崩壊してしまい、その後生き残ってしまった場合、どのようにしてそこから生きていけばよいのか。早急に行わなければならないことは何なのか。そしてどこまで文明を回復していけば良いのか。それらについての答えを、今の文明の利器がどのように作られていったのかを追いながら、それをどのように復活させるのかという視点で書かれています。あくまで文明の復興の最優先の事項に限って書かれていますので、今の文明を残すとかいう視点では書かれていません。
    最低限の今の生活を行うだけでも、化学や工学などの知識が必要だということ。何と何を組み合わせて、何を作ることが出来るのかを知っておく必要があるということ。そしてその具体的な方法も書かれており、もし世界がほんとうに崩壊した場合に、新しい世界で前に進む方法が書かれています。

  • 『本書は生存者のための手引書だ、ゼロからどうすれば文明を再建できるのか?
    現役で使えるものがひとつも残されていない状況に突如として置かれたら、内燃機関や時計や顕微鏡を作る方法を説明できるだろうか?あるいは、どうやって作物を育て、衣服を作るのかといった、根本的なことすらわかるだろうか?』

    最近レンタルショップに
    映画マッドマックスの新作が並び始めました。
    おもしろいんでしょうかねえ?
    僕の中ではマッドマックスは2に限りますね。
    メル・ギブソンがカッコいいし、
    ブーメラン持った少年とか、
    ヘリコプターに乗ったとぼけた男も良い味出してるし。
    でもあの映画の主役って人物ではなくて世界観なんですよね。
    荒廃した悪夢のようなディストピア。

    当時はまだ米ソが冷戦中だったし
    ノストラダムスの大予言なんてのもリアリティがあったわけで。
    もしかしたらそんな未来が現実に?
    なんて恐怖みたいなものがあった。

    そしてこの映画に影響されて北斗の拳が出来たわけだし。
    雑魚キャラなんてもろマッドマックスですよね。
    「あべしーー」「ひでぶーー」という方々ですね(笑)

    さて今回の本は
    もしも何らかの事情で
    世界の文明がダメージをうけたら
    どうやって文明を復活させていくか?
    を真剣にシュミレーションしたノンフィクションです。

    僕は科学の知識などはからきしなので、
    どこまで信ぴょう性があるのかはわかりません。
    だけど一読した限りでは、
    かなりリアリティのある話ばかりです。

    一から農業や、鉄の精錬、医薬品などを復活させる方法を真剣に考えてるんですよ。
    最初から最後まであらゆる情報と知識が次から次へと出てきます。
    この本書いた著者すごいなあーと驚嘆してしまいました。

    それからどうしても近年の災害の時の事なんかを連想してしまいます。
    ただこの本は面白おかしくというカタチではないです。
    この著者は万が一の時の為の情報として
    この本を残しておきたいという考えもあったのかも。
    紙の本として残しておけば世界中で何冊かは残るだろうし。

    そういう意味では書籍ってすべてを
    電子化すればいいというものでもないですね。

    そして考えてみるとですね、
    我々が暮らしてる世界って、凄いわー!!!!
    ということに思いを巡らしてしまうびっくりの一冊でした。
    人間の作り出してきたものって凄いですよ、やっぱり。

  • 原題 How to buid our world from scratch

    映画やアニメでよく出てくるポストワールドにおいて、世界をどうやって再構築するかという話。要は、現代社会の基礎技術の説明。世界が消えた後になぜ自分たちが 生き残っているかとか、インフラを再生したほうが手っ取り早いのでは、とか、前提自体には疑問があるが、
    退屈になりそうな技術解説が、世界の再構築という枠で語られたことによって、とても興味深く読めた。

    翻訳も的確と思われすが、p224 三極管の記述で電子がフィラメントを加熱させ、とあるのはあきらかな誤訳。加熱したフィラメントから電子が出る。

  • 著者も断言しているように、本書は個人レベルのサバイバル本ではなく、社会として科学技術をいかに保持・維持・復活再発展させるか? という内容。あくまでも一般書ではあるが、中・高レベルの「化学はまかせとけ!」と自信を持って言える人でないと、多少敷居が高いかもしれない。理科70点の私程度では、とりあえず書いてある日本語が理解できないということはないのだが、いまいちイメージ湧かないというか、脳内に像を結ばないというか…もう少し図版があればありがたかったかも。
    しかし、内容そのものはめちゃくちゃ興味深いし面白い。個人的に、なかなか悩ましい本だった。

    2016/1/31~2/3読了

  • 滅びた後の世界でどうやって文明を再起動するかを書いた本。滅びクラスタとしてはこれは外せないですね! 説明もわかりやすくて滅びた後の世界で何をどうすればいいのか、かなり実践的にい書かれていたので、小説のネタを考えるのにいろいろと参考になりそうでした。

  • 物質的な復興も重要だが、一番大切なのは適切な教育制度を維持し続けることなのではないだろうか?

全47件中 1 - 10件を表示

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかたを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかたを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかたを本棚に「積読」で登録しているひと

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかたのKindle版

ツイートする