触れることの科学: なぜ感じるのか どう感じるのか

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制作 : David J. Linden  岩坂 彰 
  • 河出書房新社 (2016年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309253534

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触れることの科学: なぜ感じるのか どう感じるのかの感想・レビュー・書評

  • 心の傷は本当に痛い(脳は痛みを感じている)。

  • 「触れることの科学」http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309253534/ … 読んだ、おもしろかったー!内容は、実際の外的タッチに留まらず、食物と味覚との関連や、性快感、内臓触覚、錯覚、痛み痒み、感情の変化が及ぼす触覚への影響、と多岐にわたる。つくづく、人体の不思議、脳の驚異だ(つづく

    ホットチリ、クールミントは口腔以外の他の皮膚でも同様に感じるか?とか、脳が痛みの強弱をコントロールできる、とか、無痛症とか。なぜ掻くと痒みが一時的におさまるのか、とか。痒みの感覚は伝染する、とか。掻きすぎて頭蓋骨に穴を開け、脳が外へ出てしまったとか。信じ難いがこれは実話(おわり

  • 神経の働きと感覚について、改めて考える機会になった。面白い。

  • 本当に興味深く、とても面白かった。明日からの臨床で使えるし、子育てや他の事にも生きていく上でかなり役立つ知識が多かったのではないかと思う。
    『ヒトの作り』を知ることは本当に面白い。

  • へー!そうだったのか!そういえばそうね。という発見多数。そしてユーモラスな文章。流し読みだけど面白かった。

  • 触覚について、著者の経験や生物学的な知識を元に案内する本。
    難しい用語や説明が多いが、身近な経験や具体例が程よく織り交ぜながら書かれているため専門知識がなくても読みやすい。
    人間の身体は様々なセンサーがあることや、撫でられて心地よく感じる専用の神経があることなど面白い発見が多かった。

  • 医学かな、科学かな、と思いつつ見ると分類は精神心理のジャンル。触感は本書にも書かれているように英語でfeeling(感情)だからなのかなと。
    すごく深く寝ていたりはっきりした夢を見たりした後に目覚めたとき、体が痺れたように重くなり力が入らない現象に名前があるなんて知りませんでした。
    何気なく感じていたことにもきちんとした名前があると知ることが最近多く、まだまだ知らないことだらけだなと思わされます。

    「快感回路」の著者だったのか、道理で話が性的な流れが多いのなと思いつつ読んでいたら訳者の方がまさにそう書いてました(笑)
    性的な話のくだりは大変興味深くはあるものの、ちょっと女の人に関する記述がくどいんではと。
    自分が女だからちょっと不快になってしまったのかも、ですが。

    でもそれは置いておいて、「快感回路」 もとても興味深く読みましたが本書も「触感」について様々な角度から論じられています。
    痛みや痒みなどの触感についてはまだよくわからないことがかなりあるようです。
    大抵の研究ってマウスやサル属などの動物を使うことが多い印象がありますが、触感の伝わり方については人間と動物とでは違うところもあるようです。
    かといって全ての研究を人間で行うのはきっと内容的に(どんな内容かは読むとわかると思います)プライバシーや人間関係や尊厳にまでも関わってくると思われる面があり難しいのでしょう。
    実際の研究では、多くの患者さんがいるような病気治療の研究に重きが置かれていて、触感の研究などという一見漠然としたものに情熱もお金もそれほど傾けていられないと考える関係者が多いのじゃないかなーなどと感じましたね。

    しかし、無痛症の人や地獄の痒みに悩まされている人にはこの研究が進むかどうかは切実でしょう。
    脳まで掻いてしまった女性の話は、痒みというものが実は人間にとって痛み以上に切実な悩みになりうることを教えてくれたと思います。

    同じ章に、オンコセルカ症についての記述もありましたが、この治療薬開発に関わる大発見で日本の研究者が昨年ノーベル賞を受賞されたことを思い出しつつ読みました。

    全体の記述はかなり専門的な内容もありますが、知識の無い一般人でも理解できるようかなりわかりやすく書かれて(翻訳されて)いると思います。
    必要に迫られるような読書体験ではありませんが、知的好奇心を満足させてくれる体験になると思います。

  • 第6章 痛みと感情
    認知が痛みを増幅する

  • 痒みって必要なのか?

  • 人には、撫でられると気持ちよいと感じるための専用の神経がある。ゆっくりと、秒速3 ~ 10㎝で撫でられるときだけ、反応する。早すぎても、遅すぎてもいけない。
    進化の過程で、どんな優位性が働いてこの機能が発達したのかはわからない。しかし、ゆっくりと、『秒速5センチメートル』で撫でる/撫でられることには深い意義があるのだ。

  • デイヴィッド・リンデンの本は、快感回路についで二冊目。今回も面白かった。マッサージ、ハグ、痛み、かゆみ、それによる心理的・身体的影響。
     こういったものを科学的に、どういう物質がどこのレセプターを通って、どういう信号になるか、まで落とし込んだ、専門書ギリギリの内容です。また、どの機能が停止するとどういう症例が出るかにも言及しています。
     特に、快感を生み出す専用の神経(C)と、その刺激方法(秒速3-10cmで撫でる)は実用的でした。その他、ここには書きませんが、実践的な内容てんこ盛りです。

  • 請求記号 491.378/L 63

  • タイトル通り触れる事について科学的に解説。

    学術的な説明が非常にしっかりしているので読み応えがあり、様々な実験内容や実例なども興味深いです。

    子供のドア遊びによる触覚の説明の中で人は自分の作り出した触覚を弱く知覚するので同じ力を出そうとすると強くなる、という話は非常に興味深い。

    「触れる」ことに興味がある人は必読の一冊だと思います。

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