ブラックマシンミュージック ディスコ、ハウス、デトロイトテクノ

  • 295人登録
  • 3.92評価
    • (42)
    • (18)
    • (51)
    • (0)
    • (0)
  • 24レビュー
著者 : 野田努
  • 河出書房新社 (2014年10月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309264943

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
ジェームス W....
スティーヴン・D...
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印

ブラックマシンミュージック ディスコ、ハウス、デトロイトテクノの感想・レビュー・書評

  • 常に新しい方が正しい。

  • テクノ本やけど、黒人についても読める。
    にしても、野田努のデトロイト愛がすごいな。

  • クラブミュージックのルーツが理解できる。

  • 音楽好きなら楽しめる一冊だと思う。ジャンル関係なく。それくらい充実した内容の一冊。

  • ダンスミュージックが好きなら絶対読むべき!!
    もはやバイブルでしょう。

    デトロイト・テクノを中心にダンスミュージックの歴史を紐解く内容は決して堅苦しくなく、小難しくもない。

    現実とは常に小説よりも奇妙で面白いもんです。

  • クラブミュージック好きのバイブル。

  • クラバー必見。

  • デトロイト、シカゴのクリエイター達の信念、情熱、背景や時代を読み解く一冊。

  • 音楽好きなら必読書
    創造のすばらしさ

  • 音楽について語るのは簡単なようでいて、じつに難しい。
    その感動が大きければ大きいほど音楽を言葉で表現し評論することの困難さにぶち当たる。
    そもそも音楽を言語で表現しようとすること自体が不可能ではないかとさえ思うのだ。
    それでも過去に、たとえばJAZZに関する評論でいうなら中上健二、筒井康隆、河野典生、渡辺直巳、平岡正明など卓越した才能のある書き手がいた。
    彼らは魅力ある文章を数多く生産し、文壇からの評価も概ね好意的で、JAZZの醍醐味を活字でも味わうことができた。

    だが現在、ハウスミュージックに関していうなら、その人材は圧倒的に不足しているといわざるをえない。
    評論とまではいかなくとも、とにかくマトモに書けるライターがいないのだ。
    屁理屈を並べた訳のわかわん自己満足だけのテキストほどみっともないものはない。
    自分でもお粗末なレヴューを書いたりするけど、読み返してみてその語彙の無さ、表現力の幼稚さに恥ずかしくなるときがある。
    ま、文才の無さは今さらどーにもならんとひらきなおっているが。

    音楽だけではなくなんでもそうなのだが、文章にしたとたん自分の伝えたいと思うその感動自体が霧散し、消失していくのを痛いほど感じる。
    優れた作品を前にして何かを書こうとすれば、自分は常に敗北者であり続けるしかない。
    そもそも日本ではハウスはまだまだマイナーな音楽であり、ロックと違ってメッセージ性が希薄なので、なおさら言葉で語ることの無力さがつきまとう。
    (ま、メッセージ性がないっつーのがハウスの魅力なんですがね)

    2001年6月に上梓された野田勉のブラック・マシン・ミュ-ジック。
    もしかしたら、これは日本で唯一ハウス語で書かれた書物ではあるまいか。
    なによりも氏のデトロイトテクノに対する情熱がイヤというほど伝わってくるのがイイ。
    まさしく快挙といっていいのではないかと思う。
    パチパチパチパチ!

    後半のマッド・マイクのエピソードが泣かせる。
    8年前のURの日本公演を思い出す。
    そのとき彼にデモテープを渡し2ヵ月後、信じられないことにデトロイトから返事がきたのだ。
    勿論、いまでもそれは宝物として大切にテーブルの奥の引き出しにしまってある。
    その手紙に書かれたメッセージは、重くへヴィなものだった。
    この本を読んで、そんな昔のことを思い出した。

  • ディスコ以降のブラックミュージックの歴史。黒人とアメリカ社会の変容をふまえつつ、ファンクやアシッド、ロックを経て、デトロイト・テクノの現在までを辿る。デトロイトマニア向け。

  •  500ページ以上の大書だが、間然とすることなく一気に読める。愛と、情熱と、幅広い知識と、深い洞察による素晴らしい仕事だ。

     デトロイト・テクノの生成と歩み、米黒人音楽に於ける宇宙志向を捉えた書だが、そこに至る70年代ニューヨーク・ディスコと80年代シカゴ・ハウスの盛衰を描いた冒頭の2章で、まず引き込まれる。

     ディスコやハウスの発端は、黒人やヒスパニックのゲイという、アメリカ社会の疎外されたマイノリティが集うクラブにあったこと。それはまさにマッチョイズムを至上とするアメリカ白人社会の価値観へのカウンター・カルチャーだったこと。この2点を明確に指摘することで、著者の立場は鮮明となる。

     フォードの城下町として栄えたもののアメリカ自動車産業の崩壊によって荒廃しゴースタウン化したデトロイトからテクノは生まれた。何もないゼロから出発しなければならなかったからこそ「前を見て、音楽を作ること以外なかった」というデトロイトの黒人たちが、なぜ宇宙への憧憬を明らかにするのか。豊富な資料と証言によって、テクノという音楽がこの世界の抑圧状況を演出したシステムそのものへの嫌悪と絶望から生まれたことを喝破し、「ブラック・マシン・ミュージック」という「革命」が、混乱と貧困の渦巻く「辺境」よりあらわれた過程を解き明かす筆致は見事だ。およそ黒人音楽に関心がある人なら必読の著と断言できる。

  • いやーどえらい大著であった。
    デトロイト・テクノの発生の歴史を、そのルーツであるファンク・ソウルから書きおこし、ハウスとの関係性に触れながら90年代まで記している。

    一読した感想は、資本主義・国家に反抗する人間の「精神」を尊重する音楽として、テクノを位置づけているのだなあ…ということ。資本主義・国家に反抗する人間とは、すなわちゲイなどのマイノリティあるいは黒人・貧困層など、ということになる。

    しかし…なんか違和感があるんだよなあ。歴史の本として読むには。それは用いられている資料が大半当事者の証言だからだろうか…。どちらかというとドキュメンタリー的な感じもする。

  • 野田努というオトコの、デトロイト・テクノに対する造詣と愛情の深さは比類なきほどに深遠である。圧倒的なボリュームはもちろん、細部まで取材と洞察の行き届いた本書を読みそう強く思った。
    デトロイト・テクノのオリジネイターといえばデリック・メイ、という程度の知識しか持ち合わせていなかった僕にとって本書で語られるデトロイトの歴史は非常に興味深く、それはデトロイト・テクノ、いや「テクノ」に対する認識を変えてくれるドキュメンタリー(記録書)であった。例えばメイの他にホアン・アトキンス、ケヴィン・サンダーソンというオリジネイターがいるという名前だけは知っていたが、その3人の生い立ちや各々の係り合いまで知る由はなかったし、デトロイトという街が持つ空気、時代背景、シカゴ・ハウスとの関わり、そういったバックグラウンドを知ると、「テクノ」という音楽が、デトロイトという土地で鳴らされるべくして鳴らされた音であることがわかる。それは音楽にしか希望を見出せなかった者たちの怒りと反抗の表現である。と同時にインテリジェントでもあり、であるからこそ非常にロマンティックな音楽でもあるのだ。

  • この一冊でデトロイト・テクノは完璧!!

  • ディスコ、ハウス、テクノの歴史を知るための一冊。

  • アメリカのダンスミュージックの歴史を、デトロイト中心に、事細かに
    すごい取材力と人脈
    この人でなければ書けない

  • リッキーヴィンセント「ファンク」がディスコに対する否定的評価を下したばっかりに、位置づけを失ってしまった(デトロイト)テクノ、ハウスを、P-Funkからの流れに位置づけなおしたところが非常に参考になった点です。目からウロコ、世界がひろがりました。

  • 全ダンスミュージック好き必読。

  • 高校生のとき毎号読んでたのは、ジャンプとele-king。休刊して野田兄何してるのかと思ってたら、この大作。ソウルフルです。

全24件中 1 - 24件を表示

ブラックマシンミュージック ディスコ、ハウス、デトロイトテクノを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ブラックマシンミュージック ディスコ、ハウス、デトロイトテクノを本棚に「積読」で登録しているひと

ブラックマシンミュージック ディスコ、ハウス、デトロイトテクノはこんな本です

ツイートする