- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309270432
感想・レビュー・書評
-
好きだった「あの曲」の裏話が興味深い。
吹奏楽の世界は、やはりすばらしい。
第3弾も出してほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<u><b>〈国際警察機構のテーマ〉で涙を流さない奴は人間じゃない!</b></u>
<span style="color:#cc9966;">吹奏楽ファン待望の第2弾! 1960年代に初登場した懐かしい名曲から、2000年以降に登場した最新の人気曲まで、現役部員もOBも楽しめるガイド本。ディスクガイドもついて、吹奏楽ファン必携の1冊! </span>
第2弾!こっちの方が好きな曲が多いなぁ。筆者もGRの〈国際警察機構のテーマ〉を「演奏しても聴いても泣かされる」と賞賛してますが、その通り。むせび泣くよ、あの曲を聴くたびに。この第2弾にある「いまさら聞けないコンクールの素朴な疑問」というコラムがなかなか面白い。いや、コラムそのものの面白さというよりも、富樫さんのつっけんどんな言い方がwもっとオブラートに包んで喋ろうよとつっこみそうになった。第三弾として、コンクールでは演奏されない吹奏楽のオリジナル曲なんかも、入れて欲しいなぁと思う。
…と、ウィズ・ハート・アンド・ヴォイスを聞きながら感想を書いてみた。ああ、この曲も好きだなぁ。
以下は掲載曲リスト
[more]
<blockquote><span style="color:#3366cc;"><b>□アレンジ曲□</b></span>
・スラヴ行進曲
・交響組曲《寄港地》より
・《幻想交響曲》より
・バレエ組曲《火の鳥》より
・《スペイン奇想曲》より
・組曲《ハーリ・ヤーノシュ》より
・交響詩《ローマの噴水》より
・楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より
・バレエ音楽《ロメオとジュリエット》より
・バレエ組曲《三角帽子》より
・《夜想曲》より(祭り〉
・エルーサロン・メヒコ
・《交響三章》より
・バレエ音楽《四季》より〈秋〉
・バレエ音楽《白鳥の湖》より
・《アルプス交響曲》より
・組曲《第六の幸運をもたらす宿》より
・歌劇《トゥーランドット》より
・喜歌劇《メリー・ウィドウ》セレクション
・ミュージカル《ミスーサイゴン》より
<span style="color:#3366cc;"><b>□オリジナル曲□</b></span>
・狂詩曲《ジェリコ》
・序曲《リシルド》
・シンフォニア・ノビリッシマ
・交響曲《メキシコの祭り》より
・マスク
・吹奏楽のための木挽歌
・ブラスオーケストラのための行列幻想
・天使ミカエルの嘆き
・古祀
・序曲《春の猟犬》
・吹奏楽のための交響詩《ぐるりよざ》より
・交響曲第一番《指輪物語》より
・海の男たちの歌(船乗りと海の歌)
・交響組曲《GR》より
・アルプスの詩
・射影の舞
・三つのジャポニスム
・ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス
・科戸の鵠巣
<span style="color:#3366cc;"><b>□課題曲□</b></span>
・吹奏楽のための小品《ふるさとの情景》
・吹奏楽のためのアラベスク
・即興曲
・東北他方の民謡による《コラージュ》
・サンライズーマーチ
・吹奏楽のためのインヴェンション第一番
・Overture FIVE RINGS
・スター・パズル・マーチ
・マーチ・エイプリル・メイ
・交響的譚詩
・吹奏楽のためのラメン卜</blockquote> -
佐渡裕さんの帯の言葉がかっこいい!吹奏楽界の伝説がたくさん書かれている。....わずか10数分のコンクールの舞台で繰り広げられた”奇跡”が、「名演・熱演」として伝説になる。
-
わたくし「吹奏楽ヲタク」です。どんな音楽演奏形態が好きですかと問われたら迷わず「吹奏楽」と答えます。そんな吹奏楽ファンが愛してやまない「全日本吹奏楽コンクール」で演奏される名曲や語り継がれる伝説の名演を紹介している書籍。好評だった第一弾に続く刊行です。このシリーズ、メインとなっている名曲・名演の紹介ももちろんですが、その間に挟まるように紹介されているコラムがおもしろい。たとえば「審査員にもいわせてほしい(真島俊夫)」「コンクール、アクシデント列伝」「いまさら聞けないコンクール素朴な疑問」等。「Q.なぜ12分という短い時間で良し悪しがわかるのですか?」「A.12分どころか最初の数秒で良し悪しのほとんどはわかります。」ぎゃふん。やっぱり頭のピッチ、発音、スピード感、大切だわ~。